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2021.08.28 家づくりノウハウ

玉掛け技能講習を修了して思うこと

技術部工務課の瀧本です。

先日、とある講習を修了してきました。
講習名は、「玉掛け技能講習」。
初めて「玉掛け」という言葉を聞く方に簡潔に説明しますと、
玉掛け作業とは、玉掛け用具を用いて荷をつり上げる為の準備、フックへ掛ける作業及びフックからの取り外しの作業までの一連の作業のことをいいます。

また、玉掛け作業は、玉掛け者とクレーン等の運転者との共同作業であり、作業を安全に行うためには、クレーン等の構造・特性及び各装置の機能等も理解しておく必要があります。

主に上棟時、クレーンで材料をつり上げます。

(↑の写真は上棟時の写真です。クレーンのフックに荷を掛けたり、外したりします。)

上棟時、上司の現場監督が材料をつり上げ、クレーンに合図をしている姿をこれまで見てきて尊敬していたので、私自身、この資格を取得したことによって、一歩上司に近づけたかなと感じます。

そんな嬉しい気持ちと同時に、強い責任感も持ちました。

出席した講習の中に、令和元年のクレーン等によって発生した労働災害による死傷者は、1,777名であると教わりました。
一日あたり5名近くの方が負傷している計算になります。

現場監督の管理することの中に、「安全管理」があります。
現場において安全な環境で工事作業を行えるように整備し、事故を起こさないように管理することです。

私は現在、全現場の上棟に参加しています。普段から安全管理に心がけ作業を取り組んできましたが、より一層気を引き締めて安全第一に、これからも作業して参ります。