[家づくりノウハウ]
福井で安心して住宅を新築する3ステップとは?
2025.07.04
こんにちは、エーシンホームです。
住まいに開放感をもたらす“中庭”。家の中から自然を眺めるだけでなく、最近では、日々の暮らしと直接つながる新しい空間としても人気です。
中庭の使い方はご家庭によって違い、それによって間取りは大きく変わってきます。
中庭に面した部屋は、どんな空間にしたいですか?
家族で過ごす部屋を明るく風通しのいい空間にしたいなら、LDKをL字型に配置し、中庭を囲むように設計するのがおすすめです。2方向に窓を設けることで、自然光や風を取り込みやすく、より開放的な空間に。さらに、リビングに大きな掃き出し窓を設けることで、中庭との一体感が生まれ、視覚的にも広がりを感じられますよ。
プライバシーを守りながら、屋外でくつろぎの時間を楽しみたい場合は、周囲の視線を遮るコの字型の間取りが効果的です。中庭の三方を建物で囲むことで、外からの目を気にせず、ヨガや読書など、自分だけの時間をゆったりと楽しめます。
バーベキューが趣味のご家庭なら、下ごしらえした食材をすぐに外へ運べるように、キッチンと中庭を隣接させると便利です。
また、中庭は日当たりや通風の確保、趣味空間として使う以外に、洗濯物を干す場所としても活用できます。
シーツなどはお洗濯のあと、できれば太陽光に当ててパリッと乾かしたいですよね。ランドリールームが中庭に面していると、わざわざ洗濯物を持ってバルコニーに行くことなく、ちょっと外へ出て天日に干すことができます。
生活に中庭をうまく組み合わせた間取りにして、癒しや楽しみ、暮らしやすさをプラスしてみては。
中庭が道路や隣家に近い場合、植栽で緩く目隠しをしてあげると、開放感を保ちつつプライバシーを確保できます。よりプライベートを重視するなら、庭の隣家や道路に面した部分をフェンスで囲む方法も。“中庭でどんな時間を過ごしたいか”に合わせて、視線対策をしましょう。
また、風の流れや光の入り方を考えた設計も大切です。とくに平屋の場合、周囲を2階建ての家や大きな建物で囲まれていると、日差しや風が遮られやすいため、高窓を活用するなどして採光・通風計画を。
中庭は、家族みんなで楽しめる場所。用途やライフスタイルに合わせて間取りに中庭を組み込むと、暮らしがもっと豊かになります。
理想の住まいづくりに、中庭という選択肢をぜひ加えてみてください。
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