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2025.04.29 家づくりノウハウ

子育てしやすい間取りと動線(1)~収納計画~

こんにちは、エーシンホームです。
この春、小学校に入学した子どもたちも、そろそろ新しい生活に慣れてきた頃でしょうか?
小学生になると、授業を受ける以外にも、掃除や給食当番など新しい経験がどんどん増えていきます。
これを機に、日常生活のなかでも「きちんと片付ける」「自分の物を自分で管理する」ということにチャレンジしてみましょう! 

子どもの自立を育む収納計画

ファミリークローク

一昔前は、自分の洋服はすべて自分の部屋のクローゼットへ収納するのが当たり前でした。ところが、「これ部屋に持って行ってね」と子どもの洗濯物をリビングに置いておいても、2日も3日もそのまま放置。これが、ストレスの元凶に。

そして今は家族の衣類をすべてファミリークロークで一括管理する方法が主流となりつつあります。

“自分の部屋に片付ける”のはハードルが高くても、“自分で洋服を選んで着る”のと“脱いだ制服をかける”だけなら、小学生でも習慣化できるのでは?

身支度コーナー

  • ランドセル
  • ハンカチ、ティッシュ、マスク
  • 上靴入れ
  • 食器袋、給食エプロン

これら学校の持ち物は、できるだけ一ヵ所にまとめておきましょう。
不思議なもので、その日の持ち物を「これ先生に渡してね」とランドセルと一緒に置いておいても、子どもはしっかり忘れて行くものです。
リビングの出入口や玄関近くに身支度コーナーをつくっておけば、「ここにあるものを持って行く」という意識づけができるので、日々の忘れ物をしにくくなるかもしれません。

リビングのキッズスペース

小学生のうちは“リビング学習”が、今の当たり前。
大切なのは、遊ぶ場所と勉強する場所をきちんと分けて、空間にも生活にもメリハリをつけること。

勉強道具はデスクから手の届く位置にまとめ、整理整頓しやすい環境をつくってあげましょう。おもちゃスペースは、細かく分類せずざっくり収納で片付けやすく。
いずれも子ども自身に管理させ、少しくらい雑然としていても、片付ける習慣をつけることを重視しましょう。
おもちゃ収納の工夫

子どもの手が届く位置に収納を

子どもの収納スペースをつくるうえで大切なのは、子ども目線で考えること
手が届きやすい場所に収納があれば、お片付けの際の心理的な負担も小さくなります。

そのように、自分のスペースを自分で管理する習慣を付けることで、やがて「整理整頓してある方が使いやすい」と気付いてくれるはずですよ。
「片付けなさーい!」と叱るのではなく、親子ともに負担のない収納計画で、子どもの自立心を育てていきましょう。