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2021.11.12 家づくりノウハウ

リビング学習

設計課の堀江です。
ストレスを溜めない家を、実践しながら模索しています。

突然ですが、小学1年生の長女が、リビングで宿題をしています。自然とそうなりました。
このような経験をするようになって、リビング学習について考えてみました。

結論は、
1.子供が小さい場合、子・親ともに効率がいい
2.集中出来るスペース・時間帯の確保と、家族の理解が必要

入学してからの7か月を経験して、親の近くで勉強することは、子供にとっても親にとっても良いことだと実感しています。
特に働く母親からすると、夕食を作りながらでも音読を聞けたりプリントの答え合わせが出来たり、間違っている場合はすぐにやりとりが出来たりします。
帰宅してから就寝までの数時間は効率が第一です。少しの時間も無駄に出来ません。

子供が大きくなれば、勉強の中身もかかる時間も変わるので自分の部屋でもいいのかもしれません。
ただ、低学年の場合はサポートが必要。褒めて励まして一緒に喜ぶことをしたい方にはリビング学習はもってこいだと感じます。

しかし、リビング学習は家族の協力があって成り立つものです。
子供が多い場合、一人が勉強をしたいのに、兄弟が遊びたいと駄々をこねたら成り立ちません。
なだめる親のストレスも溜まります。

つい昨日、宿題の音読をしていた長女と、横を通り過ぎようとした次女が少しぶつかったことで喧嘩になりました。
長女はやる気をなくし、次女は拗ねて部屋の隅でうずくまり、私はそれぞれと話をしてなだめ、それでも機嫌が直らず、夕食が遅れ、入浴が遅れ・・・生活のリズムが乱れました。
このような経験をされている方は多いのではないでしょうか。

小さいうちは勉強時間が短いので、周りも少しの間静かにしていれば何とかなります。
大きくなり勉強時間が増えるほど、家族との時間の使い方を工夫する必要があるように思います。リビングは家族みんなのスペースですから。

リビング学習をお考えの皆様、家族みんながリビング時間をくつろいで過ごせるよう、一緒に考えていきましょう。