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2022.10.04 家づくりノウハウ

回遊動線のメリット・デメリット

こんにちは、エーシンホームです。

家づくりをお考えの方なら、一度は聞いたことのある「回遊動線」
その名の通り、行き止まりがなく、部屋と部屋をぐるりと移動できる動線のことです。
家の中を行き来しやすくなるため、回遊動線を取り入れたいという方も多いかもしれません。

しかし、もちろんデメリットもあります。
「人気がある」「モデルハウスで見てよさそうだった」というだけで回遊動線にこだわると、後悔する原因になりかねません。
そこでまずは、良い面と悪い面を知り、回遊動線が自分に合うのかどうかを検討してみましょう。
今回は、回遊動線のメリット・デメリットをご紹介します。

◆回遊動線のメリット
〇効率よく家事ができる
行き止まりがない動線なので、部屋間の移動距離が短く、便利に。
特に、家事を効率よくこなせるので、ストレスフリーな生活が叶います。
例えば、掃除する時。
回遊動線なら、一筆書きのようにスイスイ移動できてとてもラク!
お掃除ロボットも効率よく働いてくれます。

また、水廻りは、回遊したい部屋の並びを調節することで、より効率的に家事を終わらせられます。
<例>洗濯家事の場合
洗面脱衣室(洗う) → 干場・サンルーム(干す) → ファミリークローク(畳む・収納)
3つの部屋をつながるように配置すれば、ムダのないコンパクトな動きで完結!

〇部屋移動がしやすい
基本的に、各部屋への出入り口が2カ所以上になるので、アクセスルートが増えて部屋移動がしやすくなります。
朝の忙しい時間帯なども家族の渋滞が起こりづらく、支度や準備がはかどります。
また、室内の行き止まりが減ると、空間全体が広く感じられる嬉しい効果もありますよ。

◆回遊動線のデメリット
〇居住スペースが狭くなりやすい
回遊動線をつくるためには、人が通るスペース(通路)が必要になります。
回遊しない同じ広さのお部屋と比べると、収納が少なくなったり、居住スペースが小さくなったりします。
また、出入口が増えると、家具や物を置けるスペースも減ってしまいます。
そのため、「最低限の収納を確保しつつ、回遊動線も欲しい」となれば、建物の面積は大きくなる傾向にあります。

〇建築コストが増える
1部屋に2つの出入口が必要になるため、建具の数が多くなります。
その分、建築コストもアップします。

〇不便さもある
脱衣室などプライバシー性が高いお部屋には、扉2ヶ所とも鍵を設置する必要がでてきます。
うっかり鍵を1カ所だけかけ忘れた、解除し忘れた、などの不都合が起きるケースもあります。

◇回遊動線をおすすめする人
・家事をストレスフリー&効率的にこなしたい人
・お子さまやペットが、のびのびと過ごせる家にしたい(壁が少なく走り回りやすい、目が届きやすい)

◇回遊動線をおすすめしない人
・収納を極力多く取りたい人
・建物面積を小さくしたい人
・建築コストを抑えたい人

家づくりについて考え始めたばかりの時は、どんな間取りにしたらよいか悩んでいる方も多いと思います。
まずは、「今の自分のライフスタイル」「新しい家でどんな暮らしがしたいか」を良く考え、回遊動線が必要かどうかを検討してみましょう。
エーシンホームなら、具体的なイメージがなくても大丈夫です!
「このような生活がしたい」、「このようなことがしたい」といった、“理想の暮らしに求める「こと」”を教えていただければ、プランナーがお客さまに合ったプランをご提案させていただきます。
家づくりへの想いを、私たちと一緒に叶えましょう♪