電話でお問合せはこちら

※受付時間:9:00~17:00(水曜定休)

tel.0776-52-0005

タップで電話がかけられます

close
Blog
2023.10.20 家づくりノウハウ

外壁のメンテナンス用語について

こんにちは アフター課の酒井です。

今回は、各種外壁のメンテナンス用語について解説します。

外壁と言っても色々ありまして、
・一般的に施工されている窯業系サイジング、
・近年施工棟数が多くなってきている板金(ガルバニウム鋼板)、
・弊社では20年前から施工している塗り壁でそとん壁(シラス壁)やモルタル壁、
・木造では全面に施工することは少ないですがタイル壁、
・木材を張る下見板壁 等
が主な外壁の種類です。
これとは別に、最近では金属・アルミサイジングと言う既存外壁の上に下地施工し張る外壁も出てきました。

以下でそれぞれの外壁メンテナンス用語を説明していきます。

まず窯業系サイジングは、基本サイジングは複数枚の板を張っていくもので所々にシーリングと言う防水処理をしています。
最近では、シーリングを極力使用しないサイジングも出てきて経年劣化によるメンテナンス費用を抑える商品も出てきました。
サイジングでよく使われる用語としまして、「チョーキング」「凍害」「割れ」「シーリング硬化及び亀裂」です。

・チョーキング
表面の塗料成分が紫外線による劣化で粉状になったもので表面を触ると手に粉が付きます。
この状態を放置すると、表面の撥水効果が悪い状態なのでサイジング自体に水分が浸透しやすくなり表面剥離の原因にもなります。
・凍害
サイジングに浸透した水分が冬期にサイジング内で凍結することで体積が増え、サイジングを剥離させる症状です。
・割れ
色々原因がありますが目視で分かる内容です。
・シーリング硬化・亀裂
施工当初はゴム状で弾力があるのですが5,6年以降ぐらいから弾力が徐々に無くなり、10年以降では指で押しても弾力が無いのが分かるようになります。
さらに放置するとサイジングとシーリングとの接合部分が切れて上記の凍害や躯体腐食につながります。

いずれも、症状が出たら塗装もしくは張替え等の処置が必要になります。

次は板金(ガルバニウム鋼板)についてですが、よく言われるのが白錆、貰い錆です。
白錆は、軒先や庇等雨がかりでない部分にチリ、埃等が付着し空気中の湿気を含むと徐々に白く錆びた状態になります。
貰い錆は、通常の錆現象と同じで鉄成分が表面に付着し水分と触れることで起きる現象です。
いずれも素材自体に穴が開くまでには、時間が掛かるので緊急性は少ないですが対処として塗装など必要となります。

モルタル壁やタイル壁についてですが、メンテナンス用語として言われるのが白華現象(エフロ)が主にあります。
原因として、壁の微細な亀裂等に雨水が浸透しモルタル内の水酸化カルシウムが溶け出し、二酸化炭素と結合して炭酸カルシウムになったものです。
炭酸カルシウム自体は問題ない成分ですが、見た目が悪いのと内部の鉄筋等を腐食させてしまうこともあるので外壁部分に症状が出たら雨水が入らないような処置が必要となります。

最後に木材(無垢材)を張る外壁もあります。
専門的な用語は特に無いと思われ、割れや反り、欠けや裂け等が主な不具合症状です。
表面に塗装をしている場合がほとんどなので、塗膜が剥がれたり、退色したりする場合があります。
特に材料が新しい場合、表面を仕上げ加工してあるので凹凸が少なく平滑なため密着面積が狭いため風雨にさらされる場所では数年で剥がれたり、色あせが早かったりします。
施工後5年以上すると表面がざらつき、密着具合も良くなるので塗装の持ちは良くなります。
しかし、木材は水分を吸ったり、吐いたり呼吸をするため塗装が剥がれたままにしておくと割れや反り等の不具合が出やすくなります。
定期的な塗装が必要な壁材です。

長々と説明してきましたが、外壁に何を張るかで家の風合いがかなり変わります。
価格やメンテナンスのし易さ等いろいろ検討することも家づくりの過程では大事になってきます。

それぞれの長所、短所を理解し失敗しない家づくりをしましょう!