[家づくりノウハウ]
おしゃれな玄関の間取りはどう決める?機能性アップの設計アイデアと失敗対策
2026.02.05
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福井県は、全国でもトップクラスの持ち家率を誇る”住宅先進県”。それだけに、家づくりのパートナー選びで迷う方も多いのではないでしょうか。
ハウスメーカー、工務店、設計事務所——。選択肢が多いからこそ、「ネットのランキングで上位だから」「知人に勧められたから」という理由だけで決めてしまうと、思わぬ後悔につながることも。
ここでは福井で工務店を探す際に押さえておきたい「5つの判断基準」を中心に、あなたに合ったパートナーの見つけ方をお伝えしていきます。雪国・福井ならではの視点も交えながら、一緒に考えていきましょう。
スマートフォンで「福井 工務店 おすすめ」と検索すると、膨大な情報が画面を埋め尽くします。ランキングサイト、口コミ、各社の公式ホームページ……。便利な時代になった一方で、「結局どこがいいの?」と余計に迷ってしまう方も少なくないでしょう。
福井県の持ち家率は全国7位。つまり、それだけ多くの住宅会社がしのぎを削る激戦区であるということ。大手ハウスメーカーの展示場が立ち並ぶ一方で、地域に根ざした工務店や、個性的な設計事務所も数多く存在。選択肢が豊富なのは嬉しい反面、どこに頼めば自分たちの理想の家が建てられるのか、判断に悩むのも無理はありません。
» 令和5年住宅・土地統計調査 住宅および世帯に関する基本集計|総務省(福井県の概要)
ネット上に氾濫する「坪単価○○万円」「顧客満足度No.1」といった数字も、あくまで”平均値”。家づくりは、土地条件も、家族構成も、暮らし方も、すべてが異なる「一点もの」です。表面的な情報だけで判断すると、入居後に「こんなはずじゃなかった」と後悔することに——。
大切なのは、「自分たちに合ったパートナー」を見つけること。そのためには、それぞれの依頼先がどんな特徴を持っていて、何を得意としているのかを正しく理解する必要があります。

住宅会社には大きく分けて3つのタイプがあります。それぞれの特徴と、福井の気候風土との相性を見ていきましょう。
ハウスメーカーは、全国展開のブランド力と、規格化されたシステムが強み。モデルハウスで実物を確認でき、施工品質も一定水準が保たれています。ただし、プランの自由度には限りがあり、規格外の要望にはオプション費用がかさむ傾向も。
地域工務店は、「設計」と「施工」を一貫して行うのが一般的。地域の気候や土地事情を熟知しており、柔軟な対応力とコストパフォーマンスの高さが魅力です。ただし、会社によって得意分野やデザインの傾向が大きく異なるため、見極めが重要になります。
設計事務所(建築家)は、「設計」のプロフェッショナル。施工は別の工務店や建設会社が担当します。唯一無二のデザインと圧倒的な自由度が特徴ですが、設計料が別途かかるため総コストは高めに。また、デザイン重視が行き過ぎると、住みやすさやメンテナンス性が犠牲になるリスクもあります。
【3つの依頼先 比較表】
| ハウスメーカー | 地域工務店 | 設計事務所 | |
| 設計の自由度 | △ 規格内で選択 | ○ 柔軟に対応 | ◎ 圧倒的に高い |
| コストパフォーマンス | △ 広告費等が上乗せ | ◎ 中間マージン少 | △ 設計料が別途 |
| 地域対応力 | △ 全国一律仕様 | ◎ 地元を熟知 | ○ 設計者による |
| アフター対応 | ○ 体制は整備 | ◎ 距離が近い | △ 施工会社次第 |
※ ◎=優れている ○=良い △=やや劣る
ご存じのとおり、福井の冬は厳しいものです。積雪1mを超える日もあれば、日本海側特有の湿気も悩みの種に。こうした地域特性に対応するには、「全国一律」の仕様では心もとない部分があります。
その点、地元の気候を知り尽くした福井の工務店や設計事務所には強みがあります。雪の重みに耐える構造設計、湿気対策としての換気計画、雨の多い北陸での防水(雨仕舞い)のノウハウなど、経験に裏打ちされた技術が蓄積されています。
ただし、デザイン性を追求するあまり、福井での暮らしやすさを犠牲にしていないかどうか——デザイン性と機能性のバランスを取れるかどうかが、パートナー選びの鍵となります。
簡単な相性診断をしてみましょう。
【ハウスメーカー向きの方】
【設計事務所向きの方】
【工務店向きの方】
もちろん、これはあくまでも目安。大切なのは、実際に話を聞いて「この人たちと家をつくりたい」と思えるかどうかです。
関連記事:福井の家づくりはハウスメーカーが最適?選ぶポイントとは

福井で工務店を選ぶ際に、ぜひチェックしてほしい5つのポイントを挙げてみます。
関連記事:福井の工務店、おすすめの探し方
断熱性能を示す「UA値」は、確かに重要な指標です。でも、それだけでは福井の冬は乗り切れません。
たとえば、湿度の高い北陸では「内部結露」が大敵。壁の中で結露が発生し、知らないうちに構造材が腐朽するリスクがあります。これを防ぐには、断熱材の選定はもちろん、適切な換気計画が不可欠。「24時間換気を入れておけばOK」という単純な話ではなく、気密測定の実施や、第一種換気と第三種換気の使い分けなど、具体的なノウハウを持っているかどうかがポイントです。
また、1mを超える積雪に耐えるには、「耐震等級3」の強度があると安心。ただし、いくら「耐震等級3」のラベルがあっても、正しく施工されていなければ意味がありません。大切なのは、技術と経験に裏打ちされた耐雪対応です。
さらに、雨や雪の日が多い福井ですから「雨仕舞い(防水)」の技術も要チェックです。外壁や屋根の納まり、窓周りの処理など、施工実績と現場の丁寧さを含め、専門知識の高さを確認できるといいですね。
家づくりの予算は「土地+建物+諸費用」のトータルで考えなければなりません。ところが、「まず土地を決めてから」と不動産会社に相談した結果、土地にお金をかけすぎて建物で妥協せざるを得なくなった……というケースは意外と多いのです。
こうした失敗を防ぐためには、土地探しから相談できる工務店を選ぶことが大切。
「この予算なら、どのエリアでどんな土地が買えるか」
「この土地だと、どんな家が建てられるのか」
土地と建物を一体で考えた提案ができるかどうかは、重要な判断基準になります。
雪国・福井ならではの視点も大切。前面道路に融雪設備があるか、敷地内に雪捨て場を確保できるか、冬場の日当たりはどうか。こうしたアドバイスをくれる会社は、地元を知り尽くしている証拠です。
また、土地の「見えないコスト」にも注意が必要。地盤改良や造成が必要な土地、上下水道の引き込みが遠い土地など、土地代以外に数十万〜百万円単位の費用がかかるケースも。こうした点まで事前に調べてアドバイスをくれる会社なら、予算オーバーのリスクを減らせます。
「かっこいい家」と「長く愛せる家」は、必ずしも同じではありません。
たとえば、最近流行の「軒ゼロ住宅」。シャープでモダンな印象を与えますが、軒の出がないと、雨や雪が直接外壁に当たり、劣化を早める原因になります。とくに福井のように雨が多く、冬には凍結もある地域では、外壁の痛みは深刻な問題。数年ごとに塗り替えやメンテナンスが必要になれば、長い目で見ると出費がかさみます。
もちろん、「軒ゼロ住宅」が悪いわけではありません。マイナス要素を補うための外壁材選びといった提案があるかどうかが重要です。
何よりも、トレンドに左右されずに10年後、20年後も「やっぱりこの家が好き」と思えるデザイン。経年変化を「劣化」ではなく「味わい」と感じられる素材選び。そうした”普遍的”な視点を持った会社と出会うことが大切。
設計事務所のような提案力と、工務店ならではの実用性——。その両方を兼ね備えた会社かどうか、施工事例をじっくり見て判断しましょう。
福井の冬は、洗濯物が外に干せない日の連続。加えて、共働き世帯が多い福井では、「室内干し」がもはや当たり前の暮らしになっています。
だからこそ、「ランドリールーム」や「サンルーム」の設計は重要なポイント。ただ部屋を設けるだけでなく、洗う→干す→しまうの動線がスムーズかどうかまで考えられているかをチェックしましょう。
» 令和2年国勢調査 就業状態等基本集計|総務省(福井県の概要)
また、福井の冬にはスタッドレスタイヤ、スコップ、雪で濡れたコートや長靴といった雪国特有の収納問題も——。「外部収納」や「土間収納」など、玄関まわりに季節の道具類をしまえる場所がないと、そのシーズン中ずっと生活感が丸出しになってしまうばかりか、年間を通してコンテナやトランクルームをレンタルすることにもなりかねません。
ただ部屋数を揃えるだけでなく、「この家でどんな1日を、どんな1年を過ごすか」を具体的にイメージした提案ができるか。そこに、会社の設計力と”暮らしへの理解度”が表れます。
どれだけ設計が良くても、現場の施工がおろそかでは意味がありません。
確認したいのは、「現場監督が自社にいるかどうか」。下請けに丸投げして、現場を見に来るのは引き渡し前だけ……という会社では、細かな部分の品質が担保されません。自社の監督が職人さんと密に連携し、「この会社の基準」で施工管理しているかどうかが重要です。
大工さんとの関係性も見ておきたいポイントのひとつ。専属の大工さんがいる工務店は施工品質が安定しやすく、細かな納まりの相談もしやすい傾向があります。もし、その工務店が「うちの大工は……」と職人について話す場面があるとしたら、それは現場への自信の表れと言えるかもしれません。
アフターメンテナンスの体制も忘れずに確認しましょう。福井の冬は、凍結による水道管の破裂や、大雪による屋根のトラブルなど、想定外の事態が起こりやすい季節。地震や台風といった自然災害も多い今、すぐに駆けつけてくれる「距離感」であるかどうか、建てた後の安心感がついてくるかどうかは、長く住む家だからこそ見極めたい大切なポイントです。
関連記事:福井の注文住宅、長く住むなら保証とメンテナンスが大事

5つの判断基準を踏まえたうえで、契約前に必ず押さえておきたいチェックポイントをふたつ挙げておきます。
モデルハウスは、いわば「ショールーム」。最高グレードの建材や設備を使っているだけでなく、広さ自体も現実離れしていることが少なくありません。
より参考になるのは、実際にその会社で建てた「お客様邸」を見学すること。リアルな予算感、土地条件への対応、暮らしの工夫が詰まった”等身大”の家を見ることで、自分たちの家づくりがぐっとイメージしやすくなります。
可能であれば、入居後1〜2年経ったお宅(OB宅)を見せてもらえるとベスト。建てたばかりの家ではわからない、住み心地や経年変化のリアルな声が聞けるかもしれません。「冬の寒さはどうですか?」「結露はありませんか?」など、福井ならではの質問もしてみるといいですね。
良いことばかり言う営業マンは、一見親切に見えます。でも、プロとして信頼できるのは、「この土地には〇〇という欠点がある」「この予算では△△は難しい」と正直に伝えてくれる人。
たとえば、土地の北側が道路に面している場合、「日当たりが悪いのでは?」と不安になる方も多いでしょう。そんなとき、「確かに1階の日当たりは限られますが、吹き抜けを設けて2階から光を取り込む方法もあります」と具体的な解決策を示してくれる会社なら、信頼できるのではないでしょうか? 逆に、「大丈夫ですよ」と根拠なく言い切る会社には注意が必要かもしれません。
家づくりは「契約して終わり」ではなく、そこからが本番です。長いお付き合いになるパートナーだからこそ、良いことも悪いことも、率直に話し合える関係が築けるかどうか。それが、注文住宅で後悔しないための大前提になります。

断熱性能、耐震性能、デザイン、土地選び——。家づくりで気になるポイントはたくさんありますが、すべては「家族の暮らしを守る」ための手段に過ぎません。
福井で工務店を探すなら、「設計事務所のようなデザイン提案力」と「地域工務店ならではの安心感・コスパ」を兼ね備えた会社を探してみてください。そして何より、「この人たちと一緒に家をつくりたい」と思えるかどうか。それが一番大切な判断基準です。
数値やランキングでは測れない、暮らしへの理解と、地元・福井への愛情。そんなパートナーとの出会いが、「いい家より、好きな家」への第一歩になるはずです。
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