[家づくりノウハウ]
平屋に住みたい!販売型モデルハウスを購入するという選択
2025.11.05
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ESHIN GROUP
自由設計の注文住宅は、家族のライフスタイルに合わせて間取りや仕様を柔軟に選べるのが魅力です。規格住宅のような制約は少なく、完全自由設計と比較して、コストはかかりません。この”ちょうどいい”バランスが、多くの方に選ばれる理由になっています。
ただし、自由設計という言葉には明確な定義がなく、住宅会社によって自由の範囲が異なるのも事実。新築を考えているなら、自由設計でどこまで希望を叶えられるのか、どんな注意点があるのかを知っておくことが大切です。
福井で理想の住まいを実現するために、自由設計の特徴やメリット・デメリットを知り、自分たち家族に自由設計が向いているかどうか考えてみましょう。

新築住宅を考え始めると『自由設計』という言葉を耳にする機会が増えますが、その定義や範囲は意外と曖昧です。
自由設計とは、ある程度の枠組みの中で間取りや仕様を選択・変更できる設計手法のことで、完全にゼロから作り上げるわけではなく、標準的なプランをベースにしながらお客様の要望に応じてカスタマイズしていくスタイル。ただし、住宅業界において自由設計という言葉に統一された定義は存在せず、各住宅会社が独自に使用している用語のため、ある会社では「間取りの変更が可能」というレベルで自由設計と呼び、別の会社では「設備や素材まで選べる」ことを自由設計としている場合もあります。
そのため、これから家を建てる皆さんは『自由設計』という言葉だけで判断せず、具体的にどこまで自由に設計できるのかをしっかりと確認しておく必要があります。
自由設計の特徴
・間取りも仕様もある程度の変更が可能
・ライフスタイルに合わせたカスタマイズ
・土地の特性を活かした柔軟な設計

自由設計は注文住宅における設計スタイルのひとつ。自由設計を正しく理解するには、他の設計手法との違いを把握することが重要になってきます。
関連記事:『注文住宅』と『自由設計』の違い、知っていますか?
規格住宅と自由設計の注文住宅では、設計の自由度に大きな違いがあります。
規格住宅は、あらかじめ用意された複数のプランから選択する方式。例えば「3LDKプランA」「4LDKプランB」といった具合に、パターン化された間取りの中から自分に合うものを選びます。変更できる範囲は壁紙の色や設備のグレードなど、限られた部分のみです。
それとは逆に、間取りは自由に作れるけれど、決まった仕様が何パターンか用意されているタイプの規格住宅もあります。
こちらも自由設計と同様、明確な定義があるわけではないため、変更できる部分・できない部分の確認が必要です。
規格住宅の特徴
・決まった間取りや仕様パターンから選ぶ
・限定的な選択肢での組み合わせ
・コスト効率重視の標準化
一方で、自由設計は間取り・仕様ともにある程度の自由が確保されており、標準化された部分であってもオプションで変更可能な場合があります。
だから、「リビングを広く取りたい」「家事動線を短くしたい」といった具体的な要望を反映しながら、自分たちのライフスタイルに合ったプランを作り上げていくことができます。
自由設計と完全自由設計は、名前が似ているだけに混同されがちですが、自由度には明確な違いがあります。
完全自由設計は、文字通りほぼすべてを自由に決められる設計スタイル。設計士と一緒にゼロから家を作り上げていくイメージで、構造から素材、設備に至るまで幅広い選択肢の中から選べるので、唯一無二の住まいに仕上がります。
自由設計をセミオーダー、完全自由設計をフルオーダーということもあり、自由度の高さでは完全自由設計に軍配が上がりますが、ゼロから作り上げるというのは意外と大変です。選択肢が多い分、打ち合わせの回数や期間も長くなりますし、コストも高くなる傾向にあります。
完全自由設計の特徴
・制約が最小限の設計
・全てをゼロから設計可能
・間取り、構造、素材、設備まで自由に選択

「自由設計の家は土地とセットで販売される」
「自由設計は建築条件付き土地に建てることが条件」
そんなふうに言われることも多い自由設計ですが、必ずしもそうではありません。自由設計と建築条件付き土地がセットであるという誤解が生まれた背景について、お話しします。
建築条件付き土地とは、土地を購入したうえで、指定の建築会社と契約する仕組みのこと。具体的には、以下のような特徴があります。
・一定期間内に工事請負契約を結ぶ
・分譲地でよく採用される販売方法
・土地代金は相場より安く設定されることが多い
この販売方法は、不動産会社や住宅会社にとって土地と建物をセットで提供できるメリットがあります。購入者側も、土地探しと住宅建築を同時に進められる利点があり、建物よりも立地を重視する人に選ばれやすい販売手法です。
結論から言えば、自由設計と建築条件付き土地は別の概念。しかし、両者が結びつけられて認識されるようになった理由があります。
それは、不動産業者が「建築会社を選べない=自由度が低い」というイメージを払拭するために、『自由設計』を前面に出して建築条件付き土地を販売することが多かったから。
つまり、自由設計は本来、土地とは無関係で、ハウスメーカーや工務店が設計スタイルの1つとして扱っているものなのです。
自由設計が標準仕様になっている会社もあれば、標準仕様がなく完全自由設計のみの会社もあります。また、規格住宅と自由設計の両方を扱っている会社もあります。
自分の土地に自由設計の住宅を建てることもできますし、建築条件なしの土地を購入して自由設計で建てることも可能。土地と設計スタイルは、それぞれ独立して選択できるということを覚えておきましょう。

自由設計には独特の魅力がありますが、同時に注意すべき点もあります。メリットとデメリットを詳しく見て、自分に適しているか判断しましょう。
自由設計の注文住宅には、規格住宅と完全自由設計の”いいとこ取り”ともいえる魅力があります。
1.コストパフォーマンス
自由設計は、ある程度パターン化された設計をベースにしているため、完全自由設計に比べてコストを抑えられます。標準仕様の部材を使うことで仕入れコストが下がり、施工の効率も上がるからです。それでいて、間取りや仕様の変更は可能なので、予算内で理想に近づけられます。
2.ライフスタイルに最適化
家族構成やライフスタイルに合わせて、間取りを調整できるのが大きな魅力。「子ども部屋を将来2つに分けられるようにしたい」「テレワークスペースを確保したい」「ペットと暮らしやすい動線にしたい」といった具体的な要望を形にできます。
3.土地形状を活かす
規格住宅では対応しにくい変形地や狭小地でも、自由設計なら土地の特性を活かした設計が可能です。福井のように敷地条件が多様な地域では、この柔軟性が特に重要。限られた土地を有効活用し、採光や通風にも配慮した快適な住まいを実現できます。
4.こだわりのデザイン
外観のスタイルや内装の雰囲気も、ある程度自由に選べます。ナチュラルテイスト、モダンスタイル、和モダンなど、好みのデザインを取り入れられるのです。規格住宅よりも選択肢が広いため、個性を表現しやすくなっています。
5.現実的な自由度
完全自由設計では選択肢が多すぎて迷ってしまうという方もいます。自由設計は、ある程度の枠組みがあるからこそ、現実的な範囲で理想を追求できる設計スタイルといえるでしょう。
メリットがある一方で、自由設計ならではの注意点もあります。
1.自由度の限界
自由設計という名前から”何でもできる”と期待してしまいがちですが、実際には一定の制約があります。構造上変更できない部分があったり、標準仕様から大きく外れる変更は難しかったり。完全自由設計と比べると、実現できる範囲は限られているのです。
2.選択肢の制限
キッチンやバスルームなどの設備、床材や壁材などの仕様は、あらかじめ用意された選択肢の中から選ぶことになります。「このメーカーのこの商品を使いたい」といった細かい指定は、対応できない場合も。海外製の特殊な設備を導入したいといった要望には応えにくいでしょう。
3.独創性の制約
「円形の部屋が欲しい」「螺旋階段を設置したい」といった独創的なデザインは、自由設計では難しいことが多いです。基本的な構造や工法に沿った範囲での設計となるため、建築家と作り上げるような芸術的な家を求める方には物足りなく感じられるかもしれません。
4.予算管理の難しさ
「もう少しこうしたい」という変更を重ねるうちに、追加費用が膨らんでしまうケースがあります。標準プランから変更するたびにコストが上乗せされるため、気づいたら予算を大幅に超えていて「いっそ完全自由設計の方がよかったかも……」ということも。
事前に変更にかかる費用をしっかり確認し、優先順位をつけて検討することが大切です。

自由設計の注文住宅は万能ではありません。しかし、完全自由設計よりも自由設計というスタイルが合うという人もいます。自由設計がどのような方に適しているのか、また慎重に検討すべきケースについても整理してみましょう。
間取りにこだわりがあるが、予算は少しでも抑えたい
「リビングは広く取りたい」「収納をたっぷり確保したい」など、間取りへの具体的な希望がある一方で、予算には限りがあるという方に最適です。完全自由設計ほどコストをかけずに、ある程度の希望を叶えられます。
完全自由設計は負担が大きいので、ある程度の枠から選びたい
すべてをゼロから決めるのは時間も労力もかかって大変。ある程度の選択肢の中から選ぶ方が、決断しやすいという方もいるでしょう。自由設計なら、基本的な枠組みがあるため、効率的に家づくりを進められます。
独創的なデザインや設備・仕様に強いこだわりがある
建築家と一緒に唯一無二の家を作りたい、特定のメーカーの設備をどうしても使いたい、といった明確なこだわりがある方は、完全自由設計が向いています。制約が少ない分、理想を追求できます。
多少コストがかかっても、満足のいく仕上がりにしたい
予算よりも仕上がりの満足度を優先したいという方には、完全自由設計がおすすめ。時間とコストをかけてでも、自分だけの理想の住まいを実現したいという強い思いがある場合に選ぶべき選択肢です。
限られた予算の中で、納得のいく住宅を選びたい
予算が限られている場合、規格住宅は最もコストを抑えられる選択肢。あらかじめ価格が明確なので、予算管理もしやすくなっています。
こだわりは少ないが、おしゃれな家に住みたい
間取りや仕様に特別なこだわりはないけれど、デザイン性の高い家に住みたいという方には、規格住宅のプランでも十分満足できるでしょう。最近の規格住宅は、デザイン性も向上しています。
入居時期に制限があるなど、タイパを重視したい
転勤や子どもの入学など、入居時期が決まっている場合、打ち合わせ期間の短い規格住宅が有利。プランがすでに決まっているため、設計にかかる時間を大幅に短縮できます。

エーシンホームでは、福井県の特性を活かし、お客様の「好き」を形にするための自由設計による注文住宅を提供しています。
福井県内での豊富な実績
長年にわたり福井県内で家づくりに携わってきた経験があります。地域に根ざした活動を通じて、多くのお客様の住まいづくりをサポートしてきました。
地域特性を知り尽くした設計
福井の気候や風土、地域の特性を熟知しているからこそ、土地に合わせた最適な提案が可能です。冬の雪対策や夏の暑さへの配慮など、福井ならではの住まいづくりのノウハウを活かしています。
お客様の「好き」を引き出し、形にする提案力
「こんな暮らしがしたい」という漠然としたイメージから、具体的なプランへ。お客様との丁寧なヒアリングを通じて、本当に必要な空間や機能を一緒に考えていきます。
充実のアフターサポート体制
家は完成したら終わりではありません。長く安心して暮らしていただけるよう、アフターサポート体制も整えています。
関連記事:土地、注文住宅、分譲住宅まで。家づくりを一貫サポート!

自由設計住宅は、規格住宅と完全自由設計の中間に位置する設計スタイル。ある程度の枠組みの中で、間取りや仕様を柔軟に選べるのが特徴です。
コストを抑えながらも、ライフスタイルに合わせたカスタマイズができる点が魅力。一方で、完全自由設計と比べると制約があり、独創的なデザインの実現は難しい場合もあります。
自由設計にもメリット・デメリットがあり、自身に合った選択をすることが大事。予算や希望の優先順位、家づくりにかけられる時間などを総合的に考えて、最適な設計スタイルを選びましょう。
福井で自由設計の注文住宅なら、エーシンホームへ。地域を知り尽くした私たちが、お客様の理想の住まいづくりをサポートします。