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2025.05.05 家づくりノウハウ

福井の新築住宅に必要な工夫とは

こんにちは、エーシンホームです。
冬になると雪が積もり、降水量の多さは全国で7番目。一方、日照時間の長さは全国で下から10番目という短さで、日本海に面しているため夏は湿気が多く蒸し暑いのが特徴。
これだけを見ても、福井県の住環境はなかなか過酷な状況にあることがわかります。

福井では新築戸建てが不向き?

福井で戸建てを新築する場合、こうした気候条件も考慮しなければなりません。とくに木造の場合、湿気によるカビの発生や構造部の腐食、シロアリ被害を受けやすいという心配があります。冬は日照時間が少ないため、建物の配置や間取りをよほど工夫しないと、思うような日当たりを得ることができません。
こうした点を考えると、日照条件が良く、地面からの湿気の影響を受けにくいマンションの上階に住んだ方が、快適度は高いのではないかとすら思えてきますね。

それでも新築戸建てを選ぶ理由

令和5年住宅・土地統計調査によると、福井の持ち家率は約73%。この数字からも、土地に根付く地域柄と「敷地も含めて家」という意識の強さが垣間見えます。

こういった慣習により、福井の人たちは結婚して子どもを持つと家を建てることを考え始めます。
郷土愛が強い人も多いので、潜在的に人とのつながりやコミュニティを求めている人が多いのも、新築戸建てを求める理由のひとつなのかもしれません。

福井で木造戸建てを新築するなら

何十年先も快適に住める家を建てるには、福井の気候風土に適した家づくりをすることが重要です。
例えば、夏の強い日差しを遮るために軒や庇を設ける。最近では気温が35度を超える日もめずらしくありませんが、軒や庇で直射日光を遮ることで、室内温度の上昇を抑えられます。
冬の貴重な日差しを取り入れるには、窓の配置がポイント。LDKには2方向以上の窓を設ける、吹き抜けに高窓を設けるなどして、部屋の奥まで光を届けてあげましょう。

さらに、風通しを考えて窓を配置することで湿気を防止できますし、高気密高断熱の家なら外気温の影響を受けにくく、結露を防ぐ効果も期待できます。
エーシンホームでは、福井の夏の蒸し暑さと冬の寒さに対抗するため、断熱性能等級6を全棟標準とした家づくりを行っています。
エーシンホーム|構造・性能

何十年と過ごす大切な家だからこそ、福井の気候に適した性能を。
厳しい気候条件の中でも快適に過ごせる家を建てるため、エーシンホームではこれからもデザインと性能を両立した住まいを提案してまいります。

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