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2023.10.20 ブログ

外壁のメンテナンス用語について

酒井 智秀

酒井 智秀

こんにちは アフター課の酒井です。

今回は、各種外壁のメンテナンス用語について解説します。

外壁と言っても色々ありまして、
・一般的に施工されている窯業系サイジング、
・近年施工棟数が多くなってきている板金(ガルバニウム鋼板)、
・弊社では20年前から施工している塗り壁でそとん壁(シラス壁)やモルタル壁、
・木造では全面に施工することは少ないですがタイル壁、
・木材を張る下見板壁 等
が主な外壁の種類です。
これとは別に、最近では金属・アルミサイジングと言う既存外壁の上に下地施工し張る外壁も出てきました。

以下でそれぞれの外壁メンテナンス用語を説明していきます。

まず窯業系サイジングは、基本サイジングは複数枚の板を張っていくもので所々にシーリングと言う防水処理をしています。
最近では、シーリングを極力使用しないサイジングも出てきて経年劣化によるメンテナンス費用を抑える商品も出てきました。
サイジングでよく使われる用語としまして、「チョーキング」「凍害」「割れ」「シーリング硬化及び亀裂」です。

・チョーキング
表面の塗料成分が紫外線による劣化で粉状になったもので表面を触ると手に粉が付きます。
この状態を放置すると、表面の撥水効果が悪い状態なのでサイジング自体に水分が浸透しやすくなり表面剥離の原因にもなります。
・凍害
サイジングに浸透した水分が冬期にサイジング内で凍結することで体積が増え、サイジングを剥離させる症状です。
・割れ
色々原因がありますが目視で分かる内容です。
・シーリング硬化・亀裂
施工当初はゴム状で弾力があるのですが5,6年以降ぐらいから弾力が徐々に無くなり、10年以降では指で押しても弾力が無いのが分かるようになります。
さらに放置するとサイジングとシーリングとの接合部分が切れて上記の凍害や躯体腐食につながります。

いずれも、症状が出たら塗装もしくは張替え等の処置が必要になります。

次は板金(ガルバニウム鋼板)についてですが、よく言われるのが白錆、貰い錆です。
白錆は、軒先や庇等雨がかりでない部分にチリ、埃等が付着し空気中の湿気を含むと徐々に白く錆びた状態になります。
貰い錆は、通常の錆現象と同じで鉄成分が表面に付着し水分と触れることで起きる現象です。
いずれも素材自体に穴が開くまでには、時間が掛かるので緊急性は少ないですが対処として塗装など必要となります。

モルタル壁やタイル壁についてですが、メンテナンス用語として言われるのが白華現象(エフロ)が主にあります。
原因として、壁の微細な亀裂等に雨水が浸透しモルタル内の水酸化カルシウムが溶け出し、二酸化炭素と結合して炭酸カルシウムになったものです。
炭酸カルシウム自体は問題ない成分ですが、見た目が悪いのと内部の鉄筋等を腐食させてしまうこともあるので外壁部分に症状が出たら雨水が入らないような処置が必要となります。

最後に木材(無垢材)を張る外壁もあります。
専門的な用語は特に無いと思われ、割れや反り、欠けや裂け等が主な不具合症状です。
表面に塗装をしている場合がほとんどなので、塗膜が剥がれたり、退色したりする場合があります。
特に材料が新しい場合、表面を仕上げ加工してあるので凹凸が少なく平滑なため密着面積が狭いため風雨にさらされる場所では数年で剥がれたり、色あせが早かったりします。
施工後5年以上すると表面がざらつき、密着具合も良くなるので塗装の持ちは良くなります。
しかし、木材は水分を吸ったり、吐いたり呼吸をするため塗装が剥がれたままにしておくと割れや反り等の不具合が出やすくなります。
定期的な塗装が必要な壁材です。

長々と説明してきましたが、外壁に何を張るかで家の風合いがかなり変わります。
価格やメンテナンスのし易さ等いろいろ検討することも家づくりの過程では大事になってきます。

それぞれの長所、短所を理解し失敗しない家づくりをしましょう!

2023.05.12 ブログ

庭を少しでも管理し易くする方法

酒井 智秀

酒井 智秀

こんにちは。アフター課の酒井です。
今回は、庭を少しでも管理し易くする方法についてご紹介したいと思います。

最近では、管理に手間と労力がいるとのことで、あまり庭に植栽等植えないお宅が多くなりました。
確かに植栽を植えると落ち葉を拾ったり、雑草を取ったり、植栽が大きくなったら剪定したり…と
大変なことばかりが頭に浮かびますが、植栽選びや下草を植えることで
そんなに管理が面倒で無くなるようになります。

自分も10年前に増築、既存リノベーションをしまして庭づくりを自前でやりました。
色々本を読み、目隠しにはどのような植栽が適しているか?とか、
紅葉するような目で楽しめる植栽は何がいいのか?など、かなり悩みました。
いろんな植栽を植えて分かったのですが、植栽で全く管理しなくていい樹は無く、多少なりは手間と労力がいることでした。

その中でも管理し易い植栽は、
ソヨゴ、オリーブ、ヤマボウシ、シマトネリコなどは見栄えも良く、虫が付きにくい植栽でシンボルツリーには最適です。
でもシマトネリコは成長が早く、剪定をこまめにしないと数年で管理しにくいぐらい大きくなります。
自宅にもソヨゴ、オリーブ、シマトネリコ、常緑ヤマボウシを植えていますが
ソヨゴ、オリーブは成長が遅いため、10年経っても
ソヨゴは50cmほどオリーブは10cmほどしか成長せず、全く剪定要らずです。

あと庭を造ると雑草との闘いが始まります。
自分もあまり手間をかけたくなかったので、植栽の下にバークチップを厚めに敷いたり、タイムやヒメツルソバ、ハツユキカズラなどを植えて雑草が生えてきにくくしています。
実際に、2,3年である程度敷広がるので雑草もそんなに生えてこなくなります。
見た目も華やかで本当に管理し易いです。

家に植栽や花などがあるのと無いのとでは、全く雰囲気が変わります。
自然と関わりを持つことでリラックス効果や癒し効果など、人に対しても良いことが多いので
家を建てられる際には、是非とも庭造りも考えられることをお勧めします。

2022.07.02 ブログ

無垢フローリングと合板フローリングのメリット・デメリット

酒井 智秀

酒井 智秀

こんにちは。エーシン アフター課です。

今回、「無垢」フローリングと「合板」フローリングのメリット・デメリットについて書こうと思います。

「無垢フローリング」といっても材質はいろいろあり、硬いものから柔らかいものまで多種多様あります。
好みもあるのですが、キズが付きにくくしたい方は赤黒い材質のウォルナットやチェリーなどの無垢材がお勧めです。
また、床当たりが柔らかく、暖かみを感じたい方は白っぽい材質のスギやパインなど無垢材がお勧めです。

しかし、この2つにもメリット・デメリットがあります。
材質が硬いものはキズが付きにくいですが、一旦付いたキズは復元しにくいです。
また床材自体の保温性が、柔らかい材質のものに比べて悪く床材が温まるまで時間が掛かるので、冬季などは裸足で歩くと冷たく感じます。

その反面、白っぽい材質のものはキズはすぐ付きますが復元能力も高く、木材の繊維を切断していなければほぼスチームアイロンで復元します。
また、冬季でも保温性が高いので(オーバーな言い方ですが)床暖とまではいかないまでも、裸足で歩いてもそんなに冷たく感じず、少し暖かみを感じられます。

もう一つ無垢材の特徴としまして、1年通して「呼吸」をします。
湿度を吸ったり、吐いたりすることで快適な室内空間を作ります。

しかし、呼吸することがデメリットとの見方もあります。
呼吸することで材質が膨れたり、痩せたりするので隙間が出来たり、反ったりし隙間にゴミが入ったり…。
また若干ではありますが反った部分には段差が発生するので、椅子が引っ掛かったり、歩いていても違和感を感じたりします。

忘れてはいけないのが、無垢材はメンテナンスが必要なことです。
生活しているとどうしても水分をこぼしたりします。
そのこと自体は先ほど記載した通りで木材にとってはメリットなのですが、無垢材に染み込んだ水滴などは跡が残り汚く見えます。
それをなるべくならないようにするため、定期的に自然系ワックスをかける必要性があります。
ウレタン塗装という方法で水分を染み込まないようにする方法もありますが、素材が呼吸しにくくなるので梅雨の湿度が高い日などは床材表面に水分が付き、ベタベタした感じがします。
自然系ワックスは、表面の撥水性を高めて水分の染み込み速度を遅くする効果はありますが、すぐ拭き取らずそのまま放置すると素材に染み込んでしまいそれが水シミになります。これが無垢材の難しいところです。

その点、「合板フローリング」はメンテナンスのしやすさと隙間、反りなどの不具合の少なさがメリットです。
仕様でも、突板仕様や樹脂フィルムを張った商品があります。
メリットばかりでデメリットは無いように思えますが、最大のデメリットは、表面の化粧部分の層が剥がれると下地の合板が出てきてしまうことです。
そうなると対処方法は張替えしかありません。
現状の製品技術は進歩しているので、通常生活では簡単に化粧仕上げの層がめくれることは少ないですが、長時間水にさらされる状況(給水管などの漏水)などで合板の接着部分が剥離したり、反り上がったりする可能性はあります。

樹脂フィルム仕様のフローリングは、ワックスフリータイプなので面倒なワックス掛けが要りません。
水が素材に染み込み水シミになることはまず無いのでメンテナンスが楽です。
しかし、商品としての歴史が浅く、将来どのように変化していくのか不透明なところはあります。

無垢フローリングも合板フローリングもメリット・デメリットはありますが、使用用途によって使い分けるとより快適な住空間を作れるので家づくりをされる際には参考にしてみてください。

2021.12.03 ブログ

住宅のメンテナンス時期について

酒井 智秀

酒井 智秀

こんにちは、アフター課の酒井です。

業務的にお客様宅のメンテナンスをしているもので項目はいろいろあるのですが、今回外装部分についてのメンテナンス時期を簡単にご説明したいと思います。

まず屋根ですが、主流なのは瓦と板金です。
瓦は耐久年数的に30年~40年で状態にもよりますが葺き替えが必要になってきます。
葺き替えるまでの期間内では、特に台風や大雪などがあった年は瓦のズレ、割れ、剥がれが無いか点検をお勧めします。

板金屋根の場合も台風や大雪などがあった際は点検することをお勧めします。
今板金で主流なのがガルバニウム鋼板でアルミニウムを混ぜることでサビにくくしていますが、何もしないでいるといずれサビて塗装が必要になります。
目安は10年~15年ぐらいで塗装するのが良いと思われます。
塗装の種類もいろいろあり、金額が高いほど耐候性などが高くなり、色あせしにくくなります。
フッ素、シリコン、アクリルなどありますが耐候性と価格的にシリコン系が主流です。

次は外壁ですが、窯業系サイジング、板金、木材、タイルなどいろいろな種類、仕様があります。
これも基本的に全てメンテナンスが必要で、特に窯業系サイジングは塗装とシーリング工事がセットで必要になります。
シーリングは、立地場所、日照状況によって変化しますが7、8年目ぐらいから徐々に硬化していきます。
塗装時期も板金屋根と同じく10年~15年の間では施工することをお勧めしています。

木材に関しては、通常下見板と呼ばれるものは厚みも9㎜~15㎜ぐらいの板をよく使用しているのですが塗装が退色、剥がれたままにしておくと木材に雨などの水分が染み込み、日が当たると蒸発、その繰り返しが激しくなると反り、割れにつながり張替えが必要になります。
木材も呼吸しますし表面が柔らかいため雨がかりの場所などは塗装の持ちが悪くなります。
塗装時期は、5年ごとに塗るのが素材を長持ちさせる秘訣かと思います。

タイルに関しては、最近タイル目地をしない仕様が多く、下地が窯業系サイジングの上に張ったりする工法もあるので目地切れ、白華現象が起きにくくなっています。
基本タイルは、定期的に塗装が必要な素材でないので外的な振動、揺れがあった場合に浮き、剥がれ、割れが無いか打診確認するくらいです。
しかし、サイジングや板金などと違い、不具合内容によっては目視ではわかりにくいのもタイル、モルタル壁です。
大きな地震等あった後は、業者で打診点検することをお勧めします。
見逃していると、突然剥がれ落ちたりして2次災害になる恐れがあります。

以上簡単に外装部分のメンテナンス時期などご説明しましたが、やはり日頃から状態の変化が無いか気に掛けることが長持ちさせる秘訣かと自分は思います。

 

2021.06.07 ブログ

快適なおうち時間の空間

酒井 智秀

酒井 智秀

こんにちは。アフター課の酒井です。
世の中、コロナ禍が落ち着かず外出も自粛しなければならない状況が1年半近く続き、自分自身もストレスが溜まる一方です。
GW前、お客様宅で快適な空間造りをしてきたので紹介したいと思います。

そのお宅は、猫ちゃんを3匹飼っておられて猫の気分転換用にデッキの作り替え依頼を受けました。
以前のデッキは、全て木製だったもので経年劣化とともに腐食も激しく、今回メンテナンスしやすい資材でのデッキ制作を要望されました。しかし、木製の質感は外せないとのことで躯体のみアルミ製にすることで仕上げ材は、お客様でも容易に交換可能な仕様にさせていただきました。

デッキ形状が四角ではないので、躯体工事も大変で業者泣かせでした。
同じく木工事も簡単にはいかず、大工さんも見栄えがいいようにと猫ちゃんが脱走できないように小さな穴ができないようにデッキ板の加工、取付も工夫してました。
塀も猫ちゃんがよじ登ることができない高さまで変更することになり、また仕上げ面も受け桟に足が欠けられないように外側にしました。
制作最中は、塀が高く、うっとうしいかなと思っていましたが、出来上がると外部から隔離されたいい感じの空間。
これで猫ちゃんも快適な日向ぼっこができるかな?

しばらくは、窮屈なおうち時間を過ごさなければならない状況ですが、この空間があれば少しでもおうち時間が充実したものになるような感じがしました。

 

 

2020.12.17 ブログ

こんな仕事もします。第二弾!

酒井 智秀

酒井 智秀

こんにちは。アフター課の酒井です。
前回に引き続き、今回もお客様から相談があった工事をブログに載せました。

 

今回は、お客様の所有木造車庫がシロアリ被害を受けての修繕相談でお伺いしました。
車庫は、築40年ほど経っており、若干傾きがある状態でした。
ご主人様からシロアリ被害箇所を見せられ、その傾きがある側の土台がほぼ被害を受けている状態。

よく見ると土台の他に、筋交いも被害にあっていました。
建物自体は、車庫なので被害箇所側を浮かす作業はまだ容易にできました。
被害のあった土台を差し替えし、奥の囲ってあった炊事場の解体に着手、給水廻りを解体するとシロアリの蟻道がありました。
土間と基礎の隙間から侵入、土台全てを食い荒らした状態でした。
被害があってからしばらく時間が経っていたのでシロアリ自体はいなく、お客様から聞いたところ以前に給水管が漏水していて家財などで隠れていた為発見が遅れてしまい、その時は漏水修理しかしなかったとのこと。
最近のシロアリ薬剤は、人体の影響が極力少ない薬剤を使用するので効果期間は5~8年ほどのため定期的に点検、防蟻処理など必要です。

くれぐれも被害にあわないように皆さん気を付けましょう。

アフター課 酒井

2020.07.24 ブログ

こんな仕事もします。

酒井 智秀

酒井 智秀

こんにちは、アフター課の酒井です。

アフター業務をしていると、点検、クレーム対応の他にお客様から修繕等工事依頼の話も出てきます。
今回、5年前に当社で改修工事をされたお客様宅(築80年ぐらい)の2階トイレ増設工事のお話をさせていただきます。お客様宅は、築年数が古く、家屋も傾きがある状態。
解体していくと、既存屋根の一部が出てきたり、梁が出てきて解体前に予定していた天井高が
取れなかったり、リフォーム工事は想定外のことが多く、つくづく臨機応変に対応が必要だと感じました。
施工してもらった大工さんも下地作業、既存収まり具合に頭を悩ませていました。

しかし、下地が出来て、建具枠を取付たあたりから、今までの苦労が報われるかのように次々と
仕上がっていき、お客様も様子見に上がる頻度も増えていき、仕上がりを楽しみにしている感じが
こちらにも伝わりました。

木工事が終わり、塗装工事の際、またアクシデント発生。

既存天井に塗装仕上げした翌日、一部既存天井材がめくれてきてしまいました。
塗装をすることで伸縮率が変わり、密着が悪い箇所が浮いた状態になっていました。
急遽桟を全箇所に取付することで対応、危うく天井張り替えになるところでした。

後工事は、何事もなく順調に仕上がり、お客様も解体から完成まで各仕事内容を目の前で確認できたこと、
仕上がり具合にも満足していただいたみたいで、自分も通常のアフター業務の達成感とは
ちょっと違う達成感を味わうことができて良かったですし、営業、現場管理、ICと、
一人で3役することで各職種の大変さも分かり、大変勉強になりました。

   

2020.03.16 ブログ

にゃん子ファースト

酒井 智秀

酒井 智秀

こんにちは  アフター課の酒井です。
先日、定期点検にお伺いしましたお客様宅がすごく羨ましく思ったものでブログに書きました。

今回ご訪問しましたお客様宅には、3匹の猫ちゃんがいまして兎に角、猫ちゃんのために家を建てましたと言う様な内容でした。まず、専用の寝室ですが1Fお客様の寝室と壁を登って行き来できるようにつながっていました。

また、外が見れるように専用の窓までありました。まだ他にも、2Fリビングには壁にキャットウォークの棚板が何か所も設置してあり、階段吹き抜けには透明アクリル板を設置、ご主人様達の昇り降りをその場所から眺めたりできたり、リビングテラス戸を出ると屋外デッキもあり、いろいろ工夫してありました。

自分も室内犬2匹飼っているのですが、数年前に増築リフォームした際にはまだ飼っていなかったもので、もしその時飼っていたら自分もわんこファーストの家にしてみたかったです。今回お伺いして幸せそうな猫ちゃんを見れて、心が癒されました。

2019.11.04 ブログ

有言実行

酒井 智秀

酒井 智秀

こんにちは、アフター課の酒井です。

先日5年目点検にお伺いしましたお客様について書きたいと思います。

そのお客様は、お引渡し当初からDIYで小屋を建てたいと言われていました。自分も大工あがりなので、大まかな建築方法など話していて、点検してるのか打ち合わせに来ているのか分からない感じでした。確かに、テラスに踏み台兼物入れを作られたり、外壁部(木板)の塗装、庭に芝生を植えたり、DIYを楽しまれるご主人様でしたが、さすがに小屋ともなると時間と労力がかかるので難しい。自分は、半分夢で終わるかなと思っていました。1年目、2年目の定期点検でお伺いしても、まだ小屋の姿は確認できず、プレッシャーを与えないようにそのことには触れずにしていました。

先日5年目の定期点検のため、3年ぶりぐらいにご訪問させていただきました。車を降りて振り返ると、今まで空地だったところに何か建っているのが確認できました。もしかしてと思い、慌てて近寄り確認すると可愛らしい小屋が建っていました。ご主人様にご挨拶するや否や、あまりにも立派にできていたのでご主人様が建てられたのか確認しました。ご主人様は、嬉しそうに小屋作りを話してくださいました。仕事で忙しいと思うのに、よく制作できたなと感心しました。自分は、小屋裏に棚取り付けをしようと思ってから6年が経ちました。さすがに今回の件で、自分も火が付きました。ご主人様を見習って頑張ってみます。