STAFF BLOGブログ

2023.06.23 ブログ

収納のこと

西川 知美

西川 知美

こんにちは、設計課の西川です。


最近 いつも過ごす部屋が少しばたついてきたので、時間を見つけては少しずつ片づけをしています。

原因はおそらく、単純にものが増えたこと です。

保管が必要な書類や、観に行った舞台のパンフレット、出先で一目惚れしてお迎えした雑貨など、、

不要なものはすぐ捨てる、そもそも不要なものはなるべく買わない と意識していても、

たとえば紙やごみくずはすぐ捨てられても、ものを捨てたり手放すってなかなか気軽にはしづらいし、

やっぱり生きていれば多少なりとも ものって増えていくんだな…と実感しています。

(もちろん個人差もあるとおもいますが…)

 

そんなものたちを片づけるべく、ファイルやボックスをそろえ、

必要な時にも取り出しやすいように整理したのですが、

今度はそのファイルやボックスが今ある棚の状態では上手く納まらず、、

結局 そのファイルやボックスを一時的に積み上げるかたちで手が止まっています、、

 

やはり 必要な場所に、必要な量をしまえる、良いサイズ感の収納スペースがなければ、

収納って捗らないな…と 、ここでも 改めて実感しました。

近いうちに棚を整えて、お部屋の片づけを完了させないとなあと思っています、、

 

 

SNS等にもいろんな収納用品や収納術が紹介されている昨今ですが、

真似をすれば必ず片づくというわけでもなく、

自分にあった収納のかたちに出会えるかというのも、ひとつ鍵になると思います。


家族みんなのお洋服をひとつの部屋でまとめて管理するのが良いのか、

個々のお部屋でそれぞれが管理するのが良いのか、

扉があって隠せた方が仕舞いやすいか、

扉がなくてオープンだけどさっとアクセスできる方が仕舞いやすいか、などなど、、


心地良く、住みよいお住まいへの一助として、

収納に関しても 今のお困りごとなどをお伺いしながら、

理想のかたちを見つけ、ご提案させていただけたらと思います。

2021.12.12 ブログ

風景を切り取る窓

西川 知美

西川 知美

 

こんにちは、設計の西川です。

 

今回は「借景」について、お話ししたいと思います。

「借景」という言葉、ご存知でしょうか?

"風景・景色" を "借りる" と書いて、借景(しゃっけい)と読みます。

 

もとは日本庭園などでも多く使われてきた手法のひとつなのですが、

庭園をつくる際、庭園の中だけでつくるのではなく

その奥にある山々、景色がどう見えるかを含め、木々や水面などの位置やかたちを考える、

言い換えると、遠くに見える山々という背景を借りて、一体としてかたちづくることで、

庭園そのものをより美しく見せるというものです。

もし都会のビル群の中で、その景色や雰囲気を考えずにただ京都にありそうな美しい日本庭園を造っても

果たして本当に美しく見えるだろうか…と想像すると、なるほどなぁと思いますね。

 

日本庭園のお話しではあまり身近に感じられないかと思いますが、

住まいづくりにおいても、借景は結構使える、身近な手法だったりします。

 

例えば、リビングなどお部屋の心地よさを考えたとき、良い位置に庭をつくって木を植えて、

それがお部屋から良い感じに見えたら、気持ちいいだろうなと思いますし、

お庭の手入れも暮らしの一部として楽しめたら、なんだかすごく良いですよね。

しかしながら、植栽の管理は案外難しかったり手間だったり、、

あるいはそもそも敷地内に庭をつくるスペースがとれないこともあります。

 

そんな時には、敷地から見える「良い景色」を見つけて「お借り」するのも、

心地よさを得る方法のひとつです。

遠くの山々や田園風景、公園の木々、街路樹、、

美しく見える位置に窓を設けてお部屋から見えたら、とても心地良いですし、

時には隣のお家の緑をお借りすることも(もちろん視線や気配が干渉しないように…)、

空を切り取るのも良いですね。

 

少々極端ですが、近くの桜並木が見える、夏には打ち上げ花火が見える、あるいは特別な景色でなくても、

良いなと感じる景色があれば、借景を前提に土地や間取りを決めるのも良いですね。

 

光や風を取り入れるために設けることも多い窓ですが、

「風景を切り取る窓」としても上手く活用しながら、

心地よい空間づくりとして、「借景」という考え方も大切にしていきたいですね。

 

2021.06.14 ブログ

浴室に窓は必要?

西川 知美

西川 知美

こんにちは、設計の西川です。

前回のブログでも冒頭 梅雨のことを書いていましたが、
ちょうど本日、関東甲信越の梅雨入りが発表され、
北陸もそろそろ梅雨入りしそう?な感じですね。
東海や近畿など一部では5月中旬ごろに梅雨入りとかなり驚きましたが、
北陸はなんだかんだと例年よりは少し遅いくらいでしょうか。

雨のにおいや しとしと と降る雨はなかなか風情なものですが、
湿気を含んだ重い空気感は早く過ぎ去ってほしいですね。。

 

さて、今回は浴室の窓について です。

当たり前のように付いているお家もあれば、
特に集合住宅では付いていないお家も多いのではと思いますが、
最近はお客様とのお打合せで話題に上がることも増えたように感じます。

そのなかの極論でいうと、そもそも「浴室に窓は必要なのか」ということ。


まず、浴室に窓があることでのデメリット、不安な点ですが、

”外からの視線が気になる” 、”防犯上少し不利になる"  が主な点でしょうか。

脱衣室と同様、基本 服を脱いで使う室ですし、
一般的に約2畳と限られた空間ですので必然的に窓からの距離も割と近くなり、
夜間に明かりをつけて使えば、中に人がいるなーくらいは分かってしまうと思います。

また、聴くところによると、浴室の窓はいちばん泥棒の侵入路となるそうで狙われやすいそうです。
使用後の夜間や日中に窓を開けて換気しているお家が多く、
入りやすい上に「油断している」と思われるそうです…なるほど…
間取り的にも普段人がいるリビングからは離れた位置になることもその理由のひとつだとか。

対策としては、窓のサイズを小さめにすること、
開け閉めを考慮しながら出来るだけ高い位置に設けること、
そしてもう一つは、窓の外に足場になりそうな室外機などを設けないこと…!
これはとあるお客様に教えていただいたのですが、なかなかの盲点で勉強になりました。。
(恥ずかしながら…)

あとは、窓の外に格子を設けたり、目隠しのルーバーを設けることも有効ですね。
もちろん、それなら窓をつけない!も、選択肢のひとつだと思います。


では、浴室に窓があるメリットは?というと、

”自然の風で換気ができる”、”日中は光がはいる”、”開放感を得られる”  が主な点だと思っています。

機械での換気に頼ることもできますが、窓を開けることで効率をあげることもでき、節電にもなります。
窓の断熱(遮熱)性能やお家の断熱性能が上がった今ではあまり関係ないかも知れませんが、
本来は光がはいることで日中のうちにいくらか熱を取り入れることができ、
暗く冷たい浴室をさける意味もありました。

もっとも、朝方や日中に入浴されるのであれば、自然光の中で入れるのはとても気持ちがいいですね。
また、やはり限られた小さな空間ですので、
小さくても窓があることで壁に囲まれた閉塞感を和らげることができます。

 

少し大胆な案ですが、こんな浴室だと気持ちが良いですね…!

実際イメージしやすいところでいうとこんな感じでしょうか。

 

さて、「浴室に窓は必要なのか」、、どうでしょうか?


当然ですが、なにが絶対正しい!というのはありません。
みなさまの生活スタイルや考え方に見合ったかたちが、
そのお住まい、その方、そのご家族にとっての正解だと思います。

一緒に ”良い答え” を導きだしていきましょう^^

もちろん、浴室の窓に限らず、お手伝いさせていただきます^^

2020.08.04 ブログ

暮らしとお庭

西川 知美

西川 知美

こんにちは!設計の西川です…!

 

先日やっと梅雨明けが発表されましたね。

6月中旬ごろの梅雨入りから約1月半、少し長めの梅雨だったのかなと思います。

もう十分に暑い毎日ですが、いよいよ本格的な夏がきますね…!


夏といえば、キャンプやBBQ、プールに夏祭りなど、

例年であればアウトドアやイベントなどに出かけられていた方も多いのではないでしょうか。


今年は なかなか例年通りとはいかなさそうですが…

それならせめてお家でいろいろ楽しみたいところ…


となれば、おうちの中もいいですが、おうちの外、お庭もうまく活用していきたいですね。


あまりに広いお庭はお手入れや管理も大変ですが、

小~中程度のテントやプールを出せるくらいのお庭があるだけで、

BBQやおうちキャンプなど、楽しみの幅は広がりますし、

夕涼みに少し出られる程度でも、四季を通して風情を感じられたり…十分かと思います。

 

そしてさらに、

そこに少しでも植栽があると、適度に木陰ができたり、そよぐ木の葉に見た目でも風を感じたりと、

お庭が豊かになることはもちろん、

それを室内から望むことができれば、室内の居心地もぐっと豊かになります。

 

一時期よりはなかなか動けるようにもなってきましたが、

少なくとも今年いっぱいは 比較的お家時間の長い日々になりそうですね。


このご時世ならなおさらですが、このご時世でなくとも、

お庭を含めた住まいづくり、お庭のある暮らしというのは

日々の暮らしを豊かにしたり、心のゆとりといった意味でも

大切にしていきたいと改めて感じています。

2020.04.04 ブログ

手洗い、うがい、、

西川 知美

西川 知美

こんにちは! 設計の西川です。

 

4月に入り、当社も16名の新入社員を迎えましたが、

コロナウイルスの影響から、例年のような入社式は延期となってしまい…

部署ごとに入社の挨拶にまわっては来てくれましたが、

マスクでお互いの顔のほとんどは見えず…

少しさびしいような春ですが、ウイルスに負けないよう、気持ち新たに行きましょう!

ウイルスに負けない気持ちが大事!

 


とはいいつつ、やはり帰宅後の手洗い、うがい、、大事ですよね…!

こんなご時世ならばなおさら、帰ってすぐ、できるだけ家の中を歩き回らず、即座に手を洗いたいところ。

帰宅して玄関から洗面所に向かう動線は、ウイルス対策という意味でも考えたいところですね。


他にも、公園で思いきり遊んで帰ってきたちびっこちゃん達や、

部活で汗を流した練習着で帰宅するおにいちゃんおねぇちゃんも、

まずは洗面所にスムーズに行けて、その近くに洗濯機、さらにお風呂もあれば、衛生的でなお良しですね。


もちろん、他に優先したいことがあったりして、

洗面所への動線まで優先できないなあ…という場合もあると思います。


その場合には、洗面所とは別に、手洗器を設けるのも手ですね!

玄関脇の土間に設けたおうちもあります。これなら最短です…!

いろんな器や水栓、タイルなどもありますので、ここでデザインを楽しむのもいいですね。

 

手洗い、うがいを徹底しましょう!とはいうものの、実践しやすい環境かどうか、というのはやはり重要ですね。

こんなご時世だからこそ、今一度考えてみるべきなのかも知れません。


今は大変な時期ですが、なんでもなかった毎日に 一日でも早くもどれるよう、

みんなで乗り切っていきましょう…!

2019.11.15 ブログ

使い勝手のためには…

西川 知美

西川 知美

 

こんにちは、設計の西川です。

 

先日、わが家にダイソンの掃除機がやってきました。

これまでは昔ながらの重くてかさばる、コード式の掃除機で

出すのもしまうのも とにかく億劫だったので、

これで少しは掃除が気楽に…!

 

と思うのですが、実は、まだ届いた箱のまま…

開封していません。 当然、まだ使えていません…

 

なぜかというと、ダイソンの掃除機といえば "コードレス" です。

掃除機を買うと、いっしょに「収納ブラケット」という、

収納と充電を兼ねた、壁につけて使う部品がついてきます。

(別売りの場合もあるかも知れませんが…)

充電用のコードがついていて、コンセントの近くにつけて使う感じです。

 

その辺のコンセントで充電して使ってもいいわけですが、

部屋や廊下のすみに ごろん と寝転ばせて充電させるのもなんですし、

早くあの収納ブラケットをちゃんとどこかにつけて、掃除機を稼働させたい…!

 

のですが、もうすぐ築19年を迎えるわが家には、

普段から取り出しやすくて、掃除機を置いても気にならず、かつ、そこに都合よくコンセントがある…

なんて場所はありません… ゆえに重い腰がさらに重く…

 

 

お客様とのお打合せでも、お掃除用品の収納場所、掃除機なら充電が必要かどうかなど、

必ずと言っていいほど話題にあがりますし、

コードレスの掃除機に加えて、ロボット掃除機も当たり前になりました。


リビング近くの収納やパントリーなどに、充電も想定してコンセントを付けておいたり、

 

 


 

ロボット掃除機なら、自分で充電基地にもどっていったりするので、

どこか良さそうな場所に充電基地の置き場所の想定も…

 

チェストなどの家具の脇 や 部屋のすみでもいいですし、

通常は収納にもなりきれないような、階段下のデッドスペースなどを利用して造っておくのも、

生活の邪魔になりにくくて、良いと思います。

もちろん、中にコンセントも忘れないように…


 

いろんなものやいろんなことが目覚ましく発展していってしまう世の中なので、

この先すべてのことに万全の備え、というのは難しいかも知れませんが、

今の生活だけにとらわれず、

ある程度、可能性を広げた状態にしておくというのも大切ですね。

 

少しの変化で使い勝手が悪くなったり、住みづらくなったり、なんてならないように…

 


わが家も早くあの掃除機を稼働できるよう…良い方法を考えたいと思います…!

 

2019.02.15 ブログ

備えあれば…

西川 知美

西川 知美

今年は本当に雪が積もりません。

昨年の大雪でスコップを紛失してしまったので、
しっかり新しいものを買って車の中にスタンバイしているのですが、
ビニールをかぶったまま、その出番が一向に来ません。

少しさびしいような…いやでも…昨年の苦労を思うとありがたいですね。

ここ近年では雪の量も減ってはいますが、
福井での冬場の生活には必ず付きまとう雪。

雪の荷重による影響など、建物の性能への配慮も必要ですが、
もっと身近な部分での配慮も欠かせません。

例年であれば毎日のように必要な雪かき。
玄関先などにスコップやダンプの収納場所があれば
出勤前に雪かき!なんて時にも「時短」できます。

事例:福井市H様邸 脇玄関

忘れがちなのが タイヤ…
履き替えたタイヤをどこに置いておくか…
車社会の福井では一家に2台以上の車がある家庭が多く、
2台でもタイヤは8本…
外物置や外置きのタイヤラック…?
余裕があるなら建物に内蔵して外収納をつくる…?
はたまたディーラーさんに預ける…?

いずれにせよ、備えは必要です。

事例:福井市H様邸 ガレージ

注文住宅で新築なら、雪への備えも含め、
いろいろなことを想定し生活スタイルに合った住まいに…
そんなお住まいをご提案、サポートさせていただきます!

2018.10.20 ブログ

みんなでBBQ!

西川 知美

西川 知美

先日エーシングループ全体でのバーベキュー企画がありました。
少し汗ばむくらいの良く晴れた日で、絶好のBBQ日和でした!

私たちは普段、「永森建設」「永家舎」「永木舎」「エーシン」と、
それぞれ離れた場所で仕事をしているので、
このバーベキューではおなかを満たしつつ
協力して準備をしたり、お互いの近況を話しあったりで、
親睦や団結を深めるにはとてもいい機会でした!

食後にはキャッチボールやフリスビー、サッカーなど、さらに親睦を深める面々も^^
私はもっぱら、見ている側でしたが。。笑

役職や年齢の垣根もなく交流ができ、みなリフレッシュできているようでした^^

毎日同じ場所、同じ顔触れで仕事をしていると、
もちろん良いこともあるとは思いますが、やっぱりなんだかマンネリ感も…。

今回はみんな私服での参加ということもあり、
お仕事モードを抜け出してのこのバーベキューは新鮮で、私もリフレッシュできました!

ただ、心残りがあるとすれば、、、この絶好の機会に写真を撮り忘れたこと、ですかね…^^;

追記:企画課の清水がバーベキュー中の写真を撮っていました!
皆様に少しだけ、写真をおすそ分け。。。(笑)