STAFF BLOGブログ

2023.05.19 ブログ

畳を知らないこどもたち

国本 剛志

国本 剛志

設計課の国本です。

 通勤中はラジオ派です。

 以前、何気なく聴いていたラジオからこんなことが聞こえてきました。

 「…畳を見たことがないという子供も増えてきているみたいなんです。」

 うろ覚えではありますが、お家に畳がある世帯が減少傾向にあり、普及のために色々と工夫を行っている畳店などを紹介していた内容だった気がします。

 

そもそも昔から畳の部屋があるお家に住んでいて畳が大好きという方も少なくはないかなと思います(私もそのうちの一人です)

当たり前に感じていたことが、そういった危機にさらされているという事を耳にすると先が心配になってしまいますね。

私たちに何かできることはないでしょうか。考えさせられる内容でした。

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ということで、今回は少しだけ畳の話を。

 

 い草の畳は、建物にはもちろん人体に様々な良い効果を与える建材としても有名です。一部例を挙げると、

1 吸湿性・放湿性に優れており、室内の湿度を快適に保ってくれる

2 食中毒菌や腐敗細菌に対する抗菌性がある

3 クッション性があるので転んでもケガをしにくい

4 足触り、香りが良くリラックス効果がある

など様々ですね。

 

 カラー畳というものも普及しております。

和紙等をこよりにして編み込んだ畳でカビが生えにくく、傷もつきにくいなど機能性の高い建材です。

色のバリエーションも選べるので、お部屋の雰囲気に合わせたコーディネートが可能です。い草にアレルギーがある方や、お手入れに不安がある方でも畳空間を楽しむことができます。今のモダンなお家にもしっかり溶け込んで、心地のいい空間を作り出せます。

和室・畳スペースについての事例は以前別のスタッフもご紹介しておりますので参考にしてみてください。

 

畳に限った話ではないですが、古くから大事にされてきた日本建築特有の文化が衰退していくのはさみしいです。良いものは時代に合わせて少しずつ形を変えながらでも後世につないで残していきたいですね。

 

建築に携わる身として、きちんとその良さを理解しお客様への提案につなげられたらいいなと、それも文化継承に貢献できることの一つじゃないかなと思います。

 

 

2022.01.22 ブログ

工夫すること

国本 剛志

国本 剛志

  こんにちは、設計の国本です。

  最近はコロナの影響もあり、自宅で趣味に費やす時間が増えました。具体的に言いますと、工作(主にプラモデル)に再燃したり、模様替えとしてDIYを始めようかなとしているところです。
  昔から好きですが、何かしら自分なりに工夫すること、工夫されたものに魅力を感じますし、そこに理由や作り手の想いが伴ったものに関してはより強くそう思います。愛着はそういうところから生まれるんだろうなと…

  工夫の数だけ好きが生まれるんだろうなと感じております。

  家づくりに関しても同様で、家が完成した後、お客様にもそう感じてもらえるような仕事がしたいと常に考えております。
 コーディネーターは外観のデザインや内装の素材、色など全体的な雰囲気はもちろんですが、造作のカウンターや家具など部分的なことも、より詳細にお打合せをさせて頂きます。ひとつひとつ決めていく過程や、そこに至るまでの準備の過程は、お客様に対して私たちができる精一杯の提案=工夫のかたちだと思っております。

  お客様が「今」感じている想いを最大限かたちにすること。それに加えて、「将来」お客様自身が工夫しながら日々の暮らしを彩ること。愛着を持って暮らし続けるためには必要不可欠なことだろうなと思います。
  私個人としては、つくりこむことと、将来を見据えて余白を残すことの両方が必要な気がしています。

 年末年始の休業期間中、部屋にこもりDIYの為に部屋の図面を描き起こしながらそんなことをふと思ったわけです。

 

「そこは余白じゃなくてコンセント欲しかったな」なんて。

2021.09.02 ブログ

家づくりで後悔しないコンセント配置のポイント

国本 剛志

国本 剛志

こんにちは、設計課の国本です。

 

今回のテーマは「コンセント配置のポイント」ということで、

 私が普段お客様と打合せをさせていただく際に確認していくことをメインにご紹介しながら、実際にコンセントの個数や配置を検討する際の参考にしていただければと思います。よろしくお願いします。

 

1.それぞれのお部屋で使いたい家電をリストアップ

 まずは今使っている家電・今後使う予定の家電に注目してみます。キッチンまわりとTVまわりを例に挙げてみます。

上の図のように、キッチンで言えば普段使いの調理機器と、使う時にだけ出してくるものに分けると、よりリアルにキッチンに立った時のイメージがわいてきておおよそ必要なコンセントの口数が見えてきます。

TVまわりについても、もし足りなくなった場合にはタップなどで対応することが可能です。

必ずしも使うものの数だけコンセントが無いといけないということはないです。

 事前にある程度の目安を付けておくことで住み始めてから「少なかったかも」といった問題は解消されるかなと思いますし、後々機器が増えても心配が無いという安心にも繋がります。

 

2.実際の生活を思い浮かべてコンセント配置のイメージを膨らませる

 次に、もう少し細かく実際の暮らしを想像してみましょう。

 例えば、「携帯の充電はどこでするのか」、「季節ごとの家電(扇風機やヒーター)はどこで使うか」など常に置きっぱなしではない物をどこで使いたいかも、コンセントの位置を考える際ある程度の目安になります。

 加えて、コード付きの掃除機を使うのか、コードレスの掃除機を使うのかによってもコンセント配置の考え方が変わってきます。

▼ほんの一部の例ですが、まとめてみました。

3.自分にとっての適切な位置を見極める

 また、コンセントを取付ける高さも重要です。寝室を例を挙げると、ベッドのそばに携帯の充電用でコンセントを付ける場合、床に近い位置に取り付けるのか、枕元にサイドテーブルを置く予定があるためそれに合わせて取付けるのか…。

自分がどのように使っていきたいか、やはりここでもイメージを膨らませるのがコンセント配置の重要なポイントだと思います。

 

最後にお客様から実際にあったご要望の例をいくつかご紹介します

・玄関収納の上に季節のイルミネーションや装飾用ライトを置きたい

・造作洗面化粧台の三面鏡内部に電動歯ブラシ用のコンセントが欲しい

・脱衣室に壁掛けの扇風機が欲しいので高い位置にコンセントが欲しい

・ダイニングでホットプレートを使いたいのでテーブルの下にフロアコンセントが欲しい

 

 今回ご紹介させて頂いた内容はほんの一部です。

お客様それぞれで、生活スタイルも違いますし考え方も十人十色だと思います。

 疑問に思った事、気になる事など、まずは私たちにご相談ください。そして一緒に考えていきましょう。

 

2021.02.02 ブログ

【スタッフ紹介】設計部 国本 「お客様に笑顔になっていただくことを想って業務に取り組む」

国本 剛志

国本 剛志

 

こんにちは、企画課です。
今回は設計部スタッフの国本を紹介したいと思います!

1.出身地 
エーシンホーム設計課の国本 剛志(くにもと つよし)です。
出身は福井市です。大学時代は4年間金沢で建築の勉強をしていました。

2.仕事の内容は?
お客様との打合せではおもに外観や内観のコーディネートをさせていただいております。
また、打合せで決まった内容を元に図面を描いています。

3.やりがいを感じるときは?
お客様の「こうしたい」という想いに応えることができ、喜んで頂けたときです。
普段図面を描いたり、コーディネートを考える際にもお客様に笑顔になっていただくことを
想って業務に取り組むことを大切にしています。

4.エーシンの好きなところは?
社員みなさんの個性が溢れていて明るいところです!

5.今後の目標は?
お客様の想いに応える提案はもちろんですが、そこを少し超えられるより良い提案ができるように
日々の学びを自分の知識として蓄えていきたいです。
また、資格取得を目指してがんばります。

6.休日の過ごし方は?
家で漫画を読んだり、YouTubeで動画を見たりすることが多いです。
最近では、アウトドアにも興味があるのでキャンプや釣りなどを趣味にしていきたいなと考えています。

7.土地購入・マイホームを検討中の方にメッセージをお願いします。
家づくりは人生における一番大きな買い物です。
だからこそ、お客様が誇りに思っていただけるような住まいを提案し続けていきたいです。
お客様の「好きな家」づくりを精一杯お手伝いさせて頂きます。