STAFF BLOGブログ

2021.12.24 ブログ

ペットと暮らす家づくりのポイント

藤堂 日向子

藤堂 日向子

こんにちは!設計の藤堂です。

明日はクリスマスですね!

皆さんはどのように過ごされますか?

天気予報では夕方頃から雪が降るみたいなので、積もらないといいな…と思うばかりです。

 

そんな中、実家の愛犬は、雪が降ると大喜びでお散歩に行きます!

寒い中の雪かきを考えると憂鬱ですが、愛犬の喜ぶ姿を見るとほっこりしますね。

 

“ペットにとっても幸せな家づくりがしたい“と思う方も多いのではないでしょうか。

そこで、「ペットと暮らす家づくりのポイント」を2つご紹介します!

ペットといってもたくさんいるので、今回は犬・猫の場合についてお話していきます。

 

1.間取りの工夫

まず、お散歩へ行く動線について考えてみます。

お散歩は準備以外にも、帰ってきてから足を洗って体を拭いたり、雨が降れば合羽を干すという作業が必要です。

そこで、脇玄関を設けたり、洗い場スペースを設ける事で、濡れた状態でもすぐにお家に入ることができます!お散歩グッズの収納にも最適です◎

小さなお子様がいるお家にも便利ですね♩

 

 

2.素材選び

素材を選ぶという事は、ペットにとってとても大切です。

特に床材選びは、ペットの身体に大きく影響してくるので、重要ポイントです!

ツルツルと滑ってしまうシート材のフローリングでは、腰を痛めてしまったり、関節を怪我してしまう事もあります。

そこで、突板フロアやタイルがおススメです!

突板フロアとは、合板の表面に薄く本物の木が貼ってある床材で、木の柔らかさも感じられます。

タイルは、滑りにくい素材もあり、汚れたときのお手入れもしやすいです。

お部屋の一角にワンちゃん・猫ちゃんのスペースとして、タイルを敷くのもいいですね!

 

ペットにとって幸せなお家は、家族にとっても幸せな家づくりにつながります。

ぜひ、参考にしてみてくださいね!

2021.12.23 ブログ

よくある質問! 「リビングスタディ」ってどうですか?

田中 大介

田中 大介

こんにちは!エーシンホームの田中でございます。

今回は、「リビングスタディ」ってどうなのか?について書かせていただきます。

ちなみに、みなさん小学校の頃はどこで宿題をしていましたか?? 私は、リビングの床や

ダイニングテーブル上で宿題をしていました。

しかし、よく親から「消しカスはちゃんと集めなさい!」と言われました(・・>_<・・)

理由としては、リビングのマットに消しカスが挟まっていたり、ダイニングテーブルに消しカスが散らばっていたり、

食事をするときに気になるからですね。

子どもの頃は何も考えず宿題をしていましたが、大人になってようやく意味が分かりました。

前置きが長くなりましたが、ようやく本題に入ります!!

「リビングスタディ」ってどうなのか?

結論から言いますと、あると便利です!!なぜかというと、子どもがいるご家庭では、子どもが宿題をする際、

途中で分からないことや、知りたいことがあればすぐに親に声をかけることができます。また、学校での出来事を話す時間も増えますね!!

問題は、子どもが大きくなったらどうするか??ですよね!!

不要になると思われるかもしれませんが、リビングにこのようなスペースがあるとパソコンをしたり、本を読んだり・・・色々な活用方法がございます!

リビングスタディを採用する際には、いくつかポイントがあるので、気になる方はモデルハウスで実際に見学しながらご説明させていただきます!

ご来場の際は是非ご予約の上お越しください!!

https://www.eshin-home.com/modelhouse/(モデルハウスの詳細&ご予約はこちらから)

2021.12.21 ブログ

ウッドリンクラボに行ってきました!

松井 愛姫

松井 愛姫

こんにちは!
エーシンホームの松井です。

ついこの間2021年になったと思ったらもう年末ですね。
私はお正月が好きなんですが、まだ若いはずなのに年の始まりはまた年をとるのかと思ったりもしてしまいます笑

先日、富山県にあるウッドリンクラボを見学してきたので、そのことを少し紹介したいと思います!

ウッドリンクラボとは、ウッドリンク株式会社の家づくりについての体感・体験できるショールームとなっています。
見学したものは大きく分けると4つあって、森と木のゾーン、省エネゾーン、耐震ゾーン、プレカット工場がありました。

森と木のゾーンでは、住宅で使用する木の種類について学ぶことができます。
木によって重さだったり、香り・見た目・温度などの違いを体験することができて、思っていたより違いがはっきりしているものもあり、
木の性質を適材適所で使うことによってよりよい家をつくることができるということを自分で体感して学ぶことができました。

省エネゾーンでは、断熱材の種類・選び方、通気性や光の取入れ方を学ぶことができます。
断熱材の厚さや種類で性能が変わってくることや、光の取り方だと木を使って室内に日光が当たるようにすることなど、自然の力で家の中を涼しくしたり暖かくしたりすることができることを見て触って学ぶことができました。

耐震ゾーンでは、地震に強い家・耐震性能について学ぶことができます。
北陸は一般的に地震が少ないそうです。ですが、実際には多くの活断層が存在し、いつ大地震が起きてもおかしくはないと聞きました。
起きてほしくはないですが、起きた時に備えて地震に強い家を建てたいですよね!このゾーンでは、木造住宅でも構造・工法によって耐震性能が違うということや
実際にどのように違うのかが見れるので、とてもためになります!

プレカット工場では、木材加工の工程を実際に見て学ぶことができます。
実際に見てみると、迫力があってこんな風にできているんだというのが実感がわきますよ!

以上で紹介を終わりますが、とても楽しく家づくりについて学べるので、皆さんもぜひ足を運んでみてください!!(※予約が必要になります。)

2021.12.17 ブログ

結構あります! 図面の種類

戸田 圭太郎

戸田 圭太郎

こんにちは!

エーシンホーム設計課の戸田です!

 

皆さん!家を建てるのに何枚の図面が必要か知っていますか?

家を作るのにはたくさんの図面があります!今回は図面の種類についてお話したいと思います!

基本的な図面

配置図…敷地のどこに家が建つのか書かれた図面
    敷地からの距離や家の周りをどうするかが書かれています。
    敷地の面積が書かれた敷地求積図や敷地の場所が書かれた付近見取図もこの配置図とまとまって書かれていることが多いです。

求積図…家の床面積や施工面積を求めた図面

平面・防災計画図…家の間取りについて書かれた図面
          換気や火災報知器などの法令に必要なものも書かれています。

立面図…外観のデザインや高さについて書かれた図面
    外観は家の印象を決めるものなので、どんなデザインなのか気になりますよね!

平面詳細図…平面図を拡大して、より細かく納まりを考えた図面
      図面の中で一番密度のあるもので、作図が難しい図面です。

天井伏図…天井の仕上げや高さについて書かれた図面
     建物の中だけでなく、外の軒天などについても書かれています。

基礎伏図…建物の基礎の立上りがどこにあるのか書いた図面
     家を支える大事な基礎!基礎がしっかりしていないと長持ちしません!

壁量計算…地震や風で建物が倒壊しないか検討した図面
     構造計算をして安全に暮らしていける居場所になっているのか検討しています。

電気詳細図…照明やスイッチ・コンセントの位置、回路について書かれた図面
      この図面とは別に照明器具について書かれたものもあります。
      ペンダントライトにブラケット!色も形も明るさもたくさんあり、皆さん悩まれます!

給排水設備図…給水・給湯の経路が書かれた図面
       点検や修理などの時に必要になります!将来のメンテナンスのための図面でもあります。

これらの他にも図面があります!

家具図…造作家具のデザインや大きさについて書かれた図面
    (玄関収納・洗面化粧台・カップボードなど)

建具表…造作建具のデザインや大きさについて書かれた図面
    (障子・襖など)

展開図…立体的な納まりや詳細などについて書かれた図面
    平面詳細図などで説明しづらい納まりがあると書きます。

家によって納まりが違っていたり、造作するものがあるので、家によりあったりなかったりします!

 

建物の図面の他にも、各部屋の仕上について書かれた仕様書などもあります!

家の大きさによって図面ごとの枚数が変わってきたりもしますが、図面と仕様書を合わせ17,8枚ほどあれば家が1棟建ちます!

たった十数枚で!と思うかもしれませんが、使う商品・形・色などの家に関わる全てのものが、集約されていると考えると、すごく密度の濃いものだと思いませんか?

 

家を作るときにはこれらの図面を一つにまとめた「製本」をお渡しします。

この製本を基に工事が進んでいきます。図面に書かれたものがそのまま作られるので、図面にはその家と同じ価値がある!のだと思い、日々作図をしています!

 

難しいことがたくさん書いてあるように思いますが、図面には設計者の思いと考えが詰まっています!

図面を見る機会があればじっくり見てください!設計者の思いが伝わると嬉しいです!

2021.12.12 ブログ

風景を切り取る窓

西川 知美

西川 知美

 

こんにちは、設計の西川です。

 

今回は「借景」について、お話ししたいと思います。

「借景」という言葉、ご存知でしょうか?

"風景・景色" を "借りる" と書いて、借景(しゃっけい)と読みます。

 

もとは日本庭園などでも多く使われてきた手法のひとつなのですが、

庭園をつくる際、庭園の中だけでつくるのではなく

その奥にある山々、景色がどう見えるかを含め、木々や水面などの位置やかたちを考える、

言い換えると、遠くに見える山々という背景を借りて、一体としてかたちづくることで、

庭園そのものをより美しく見せるというものです。

もし都会のビル群の中で、その景色や雰囲気を考えずにただ京都にありそうな美しい日本庭園を造っても

果たして本当に美しく見えるだろうか…と想像すると、なるほどなぁと思いますね。

 

日本庭園のお話しではあまり身近に感じられないかと思いますが、

住まいづくりにおいても、借景は結構使える、身近な手法だったりします。

 

例えば、リビングなどお部屋の心地よさを考えたとき、良い位置に庭をつくって木を植えて、

それがお部屋から良い感じに見えたら、気持ちいいだろうなと思いますし、

お庭の手入れも暮らしの一部として楽しめたら、なんだかすごく良いですよね。

しかしながら、植栽の管理は案外難しかったり手間だったり、、

あるいはそもそも敷地内に庭をつくるスペースがとれないこともあります。

 

そんな時には、敷地から見える「良い景色」を見つけて「お借り」するのも、

心地よさを得る方法のひとつです。

遠くの山々や田園風景、公園の木々、街路樹、、

美しく見える位置に窓を設けてお部屋から見えたら、とても心地良いですし、

時には隣のお家の緑をお借りすることも(もちろん視線や気配が干渉しないように…)、

空を切り取るのも良いですね。

 

少々極端ですが、近くの桜並木が見える、夏には打ち上げ花火が見える、あるいは特別な景色でなくても、

良いなと感じる景色があれば、借景を前提に土地や間取りを決めるのも良いですね。

 

光や風を取り入れるために設けることも多い窓ですが、

「風景を切り取る窓」としても上手く活用しながら、

心地よい空間づくりとして、「借景」という考え方も大切にしていきたいですね。

 

2021.12.09 ブログ

注文住宅と建売住宅のメリット・デメリット

水野 剛久

水野 剛久

おうちラボ

こんにちは。営業部営業課の水野です。

師走の慌ただしい季節となり今年もあとわずかとなりました。

また新型コロナウイルスの変異株で外出の自粛かとモヤモヤ、モヤモヤ、モヤモヤ…とされておられるのかなぁ〜と思います。

おうち時間が増えている中、今回は注文住宅のメリット・デメリットについてお話させていただきます。

まず、注文住宅と建売住宅についてです。

注文住宅

設計事務所や工務店、ハウスメーカーなどに設計や工事を依頼し、家づくりを行います。

建築基準法などによる制限はありますが、間取り、デザイン、タイル、壁紙などの内装材、外装材またキッチン、トイレ、お風呂などの設備を自由に決められることが特徴です。

建売住宅

土地と建物がセットで販売されている新築分譲住宅のことです。

住宅の完成に伴い販売がスタートする場合や建築中に販売などありますが、どちらも設計は決まっていることが多いです。

一団の土地などに土地を複数区画分けして住宅を建てることが多く、大規模な分譲地は街並みが形成されます。

注文住宅のメリット

・気に入ったハウスメーカーや工務店で建築できる事

・間取り・外観・素材など自由に選べる事

・建設中の様子など実際見ることができる事

・完成した後もアフターフォローがある事

などがあります。

設計から完成まで施主が関わることで、建物の自由度が高いのが魅力です。

 

注文住宅のデメリット

・家の設計や建物完成まで時間がかかる事

・建売と比べてコストがかかる事

・希望する土地が見当たらないと建築計画がすすみにくい事

などがあります。

土地探しから家の完成まで時間がかかる事、間取りや仕様、素材を決定してから着工し、着工してからも完成まで数ヶ月かかる事などデメリットもあります。

 

建売住宅のメリット

・建物が完成しているので注文住宅に比べ早く入居できる事

・家事動線などの生活スタイルをイメージしやすい事

・ハウスメーカーにもよりますが、注文住宅よりコストを抑えられる事

などがあります。

建売住宅の魅力としては、同じレベルの注文住宅より比較的安く購入できて目に見えている事で想像ができ、既に完成している事で早期入居が可能な事です。

 

建売住宅のデメリット

・間取り・外観などの自由度がない事

・建設中の工程などを見ることができない事

・比較的値段が安いので手抜き工事があるのかと不安になる事

などがあります。

建築設計に自由がなく気に入った物件でなければ妥協を余儀なくされ、建築中の工程が見れなく比較的安いことで手抜きされてないかと不安に感じる事です。

 

このように、注文住宅と建売住宅にはそれぞれ様々なメリット・デメリットがあります。

 

割合としては注文住宅が比較的多いですが、注文住宅と決めている場合でも建売住宅を見ることで完成している間取りや家事動線など参考になりますし、希望としている建物に巡り合うかもしれません。

また、建売住宅と決めている場合も、良い土地に巡り合えて夢の注文住宅が手に入るかもしれません。

 

この事を含めご予約頂いた際、お知りになりたい事など弊社のスタッフからお伝えします。

お気軽にお問い合わせ下さい、お待ちしております。



2021.12.03 ブログ

住宅のメンテナンス時期について

酒井 智秀

酒井 智秀

こんにちは、アフター課の酒井です。

業務的にお客様宅のメンテナンスをしているもので項目はいろいろあるのですが、今回外装部分についてのメンテナンス時期を簡単にご説明したいと思います。

まず屋根ですが、主流なのは瓦と板金です。
瓦は耐久年数的に30年~40年で状態にもよりますが葺き替えが必要になってきます。
葺き替えるまでの期間内では、特に台風や大雪などがあった年は瓦のズレ、割れ、剥がれが無いか点検をお勧めします。

板金屋根の場合も台風や大雪などがあった際は点検することをお勧めします。
今板金で主流なのがガルバニウム鋼板でアルミニウムを混ぜることでサビにくくしていますが、何もしないでいるといずれサビて塗装が必要になります。
目安は10年~15年ぐらいで塗装するのが良いと思われます。
塗装の種類もいろいろあり、金額が高いほど耐候性などが高くなり、色あせしにくくなります。
フッ素、シリコン、アクリルなどありますが耐候性と価格的にシリコン系が主流です。

次は外壁ですが、窯業系サイジング、板金、木材、タイルなどいろいろな種類、仕様があります。
これも基本的に全てメンテナンスが必要で、特に窯業系サイジングは塗装とシーリング工事がセットで必要になります。
シーリングは、立地場所、日照状況によって変化しますが7、8年目ぐらいから徐々に硬化していきます。
塗装時期も板金屋根と同じく10年~15年の間では施工することをお勧めしています。

木材に関しては、通常下見板と呼ばれるものは厚みも9㎜~15㎜ぐらいの板をよく使用しているのですが塗装が退色、剥がれたままにしておくと木材に雨などの水分が染み込み、日が当たると蒸発、その繰り返しが激しくなると反り、割れにつながり張替えが必要になります。
木材も呼吸しますし表面が柔らかいため雨がかりの場所などは塗装の持ちが悪くなります。
塗装時期は、5年ごとに塗るのが素材を長持ちさせる秘訣かと思います。

タイルに関しては、最近タイル目地をしない仕様が多く、下地が窯業系サイジングの上に張ったりする工法もあるので目地切れ、白華現象が起きにくくなっています。
基本タイルは、定期的に塗装が必要な素材でないので外的な振動、揺れがあった場合に浮き、剥がれ、割れが無いか打診確認するくらいです。
しかし、サイジングや板金などと違い、不具合内容によっては目視ではわかりにくいのもタイル、モルタル壁です。
大きな地震等あった後は、業者で打診点検することをお勧めします。
見逃していると、突然剥がれ落ちたりして2次災害になる恐れがあります。

以上簡単に外装部分のメンテナンス時期などご説明しましたが、やはり日頃から状態の変化が無いか気に掛けることが長持ちさせる秘訣かと自分は思います。